ストロール、気合十分。王者ハミルトンにも臆せず「いつも通り行く」

イタリアGP決勝に2番グリッドから臨むストロールは、隣からスタートするハミルトンがタイトル争いしていても、いつも通りレースをすると語った。

 ウイリアムズのランス・ストロールは、イタリアGP予選で驚きの4番手タイムを記録した。レッドブルのマックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドは2番手と3番手だったが、パワーユニットのコンポーネントを交換したことによるグリッドペナルティで降格となっているため、ストロールがフロントロウに並ぶことになった。

 ”ルーキー”ストロールの隣からは、今回最多ポールポジション記録を更新した”王者”、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がスタートする。彼は、フェラーリのセバスチャン・ベッテルとタイトル争いの真っ最中だ。

 モンツァの1コーナーはタイトなシケイン。スタート直後はクラッシュも多いポイントだが、ストロールのチームメイトのフェリペ・マッサとチーム上層部は、ストロールが大胆にハミルトンに勝負を挑んでいくだろうと主張した。

 スタート時について、ストロールにアドバイスをするとしたらどうするか、と聞かれたマッサは「ただ”行く”だけだ」と語った。

「僕たち両方のクルマが多くのポイントを獲得できれば、それは素晴らしいレースになると思う」

 マッサは、バトルの相手がタイトル争いをしている場合、アプローチを変える必要があると付け加えた。

「タイトルを争っているドライバーは、慎重にならざるをえないが、他のドライバーが失うものは何もない」

 ウイリアムズのテクニカルチーフ、パディ・ロウはマッサの発言に賛成し、ストロールが正しいことをすると信頼しているという。また、フロントロウからのスタートにどう対処する必要があるか、今更話す必要はないと語った。

 ロウは、マッサのアドバイスを聞き「ああ、その通りだ」と答えた。

「なんて予選なんだ! フロントロウだ。信じられない成果だよ」

「そのことについて、何か特別な”ガイダンス”をする必要はないと思う。ランスは実際、スタートがいいんだ。彼が、最初から見せていた強みのひとつだ」

「彼は、最初のコーナーに向けての駆け引きが得意だから、彼がうまくやれるように、我々が組み立てられるかどうかだと思う」

 ストロールも、今年これまでのレースと違うアプローチをする必要があるとは思っていない。

「特別な経験になるだろう」と彼は述べた。

「僕の前には誰もいないんだ。隣に誰かがいるだけだ。だから、僕は”自分のレース”をする。どうなるか見てみよう」

 ハミルトンに対して、”攻撃レベル”を変えるかどうか問われると、彼は「いいや、変えない」と答えた。

「僕はいつも、自分自身のレースにとって何がベストか、頭を使おうとしてきた。それがルイスでも、他の誰でも同じだ。そしていうまでもなく、レースの最初でそれをぶち壊したくはない」

「彼がチャンピオンシップを戦っていることはわかっているし、僕はそうじゃない。もちろん、敬意は持っている。でも僕は自分のレースをするし、彼もそうだ。誰もが、自分のためにレースをしようと、最初のシケインに入っていくんだ」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 イタリアGP
サーキット Autodromo Nazionale Monza
ドライバー ランス ストロール
チーム ウイリアムズ
記事タイプ 速報ニュース