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スペインGP後の”対策”が、バンドーンの成績向上に繋がった!?

初のF1フル参戦シーズンを終えたバンドーンは、自身の仕事が十分ではなかったと認めつつも、それには多くの理由があったと語る。

スペインGP後の”対策”が、バンドーンの成績向上に繋がった!?

 ストフェル・バンドーンは今季、F1で最初のフル参戦シーズンを戦った。しかし、2015年のGP2チャンピオンに輝き、2016年にはスーパーフォーミュラで力強いパフォーマンスを発揮した彼をもってしても、その1年目は簡単なモノにはならなかった。

 バンドーンは最初の5レースでいずれも予選Q1敗退。一方でチームメイトのフェルナンド・アロンソは、難しいマシンにもかかわらず好パフォーマンスを披露し、賞賛を受けた。

 バンドーンはシーズン序盤に良いドライビングができなかったことを認める。その一方で、マシンの信頼性が欠如していたために経験不足が露呈したこと、さらにマクラーレン・ホンダのマシンのドライバビリティが悪かったことも、結果を出すことができなかった理由として挙げた。

「序盤は十分に良くなかったことを、僕は知っていた。でもその一方で、多くの問題にも取り組んでいたんだ」

 バンドーンはそうmotorsport.comに対して語った。

「最初の数レースは、間違いなく僕の”基準”じゃなかった。でも、僕にとっては最初のF1シーズンだ。チームやエンジニアとの関係を構築しなければならなかった。非常に多くの問題を抱えていたから、それはすごく難しかったんだ」

「コース上やファクトリーでたくさんの時間を過ごしてデータを検討したり、シミュレータに乗ったりすることで、物事が少し良くなった。その後、全てが良い方向に動くことになった」

スペインGP後が”転換点”だった

 マクラーレンはバンドーンのパフォーマンスを改善するため、5月のスペインGP以降、特別な仕事を行った。

 バンドーンはマクラーレンのファクトリーに呼ばれ、シミュレータに多くの時間を使うよう指示された。そして、マシンのセットアップについてバンドーンの要望を重視するよう、エンジニアたちは課題が与えられたのだった。

 その結果、バンドーンはモナコでQ3進出を果たし、シルバーストンでは予選でアロンソを上回った。最終的には13ポイントを獲得し、アロンソとは4ポイント差でシーズンを終えた。

「モナコあたりが、僕らが多くの情報を集めることができた重要な瞬間だった」

 そうバンドーンは説明した。

「僕の方でも、チームの方でもすごく努力することで、全てのことが同じように進むようになった」

 来季はホンダからルノーにパワーユニットを載せ替えることになるマクラーレン。バンドーンはこのような変化が正しいモノだと考えており、競争力を向上できると期待している。

「今季は間違いなく、僕が期待していたような立ち位置ではなかった。でも、もっと前のポジションや勝利を目指して戦うことができると思う」

 そうバンドーンは語る。

「チームは正しい方向に進んでいると思う。でも大きな変化がたくさんあるし、実際の結果については、まだ話すのが非常に難しい」

「F1では、予測するのが非常に難しい。テストが始まるまで待たなきゃいけないんだ。でも最初のテストの後には、どのくらい良いのかを知ることができるだろう」

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この記事について

シリーズ F1
ドライバー ストフェル バンドーン
チーム マクラーレン
執筆者 Ben Anderson