トロロッソ代表「初めてのエンジン独占供給にワクワクしている」
トロロッソ・ホンダが新車STR13を発表したのに伴い、トロロッソとホンダそれぞれの代表が、コメントを発表した。

2月26日に2018年シーズンのニューマシンであるSTR13を発表したトロロッソ・ホンダ。チーム代表のフランツ・トストは、新車発表に際してコメントを寄せた。
「Hondaとともに迎える新たなシーズンが今から楽しみです」
トストはそうホンダのプレスリリースで語った。
「これまでエンジン独占供給を受けた経験がないトロロッソが歴史のあるHondaとパートナーになり、これからともに進んでいくことにわくわくしています。また、我々は2人のルーキーを2018シーズンのドライバーに迎えています」
「ルーキーとはいえ、ピエール・ガスリーもブレンドン・ハートレーも昨年いくつかのレースで我々とともに戦っており、今シーズンが彼らにとって初のF1フル参戦の年になるのです。ピエールは2016年のGP2(現F2)チャンピオンであり、ブレンドンは昨年のFIA世界耐久選手権とル・マン24時間で王者となりました。そんな2人に競争力のあるマシンを提供できれば、ハイレベルなパフォーマンスを示してくれると確信しています」
「我々がハードワークを重ねて開発したSTR13がサーキットを駆ける姿を目の当たりにすることが待ちきれません。いよいよ、シーズンの始まりです…Gambarimasu(ガンバリマス)!!」
一方、ホンダのブランド・コミュニケーション本部長である森山克英氏も、プレスリリースで次のように今シーズンに向けての期待を語った。
「昨年9月のパートナーシップ発表から、非常にタイトな時間の中で準備を進めてきましたが、この日を迎えることができました。ここまで一緒に開発に取り組んできたトロロッソとHondaのエンジニア、メカニックの皆さんに感謝の言葉を送りたいと思います」
「今日から始まるテストで新生Red Bull Toro Rosso Hondaのマシンを熟成させメルボルンに向かいます。皆さまの応援をよろしくお願いします」
すでにバルセロナ公式テストの初日午前のセッションが開始されており、ブレンドン・ハートレーがドライブするSTR13は、インスタレーションラップを無事にこなしている。
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シリーズ | F1 |