ドコモ×DAZN 新サービス2月15日より開始。F1ライブ配信も継続
NTTドコモ×DAZNによる新サービス「DAZN for docomo」が開始される。今季のF1ライブ配信も継続されることが明らかになった。

2月8日(水)、スポーツのライブストリーミングサービス「DAZN(ダ・ゾーン)」は、NTTドコモ×DAZN 新サービス発表会を行なった。発表会には株式会社NTTドコモの代表取締役社長である吉澤和弘とDAZNのCEOであるジェームズ・ラシュトンが登壇した。
今回の発表された新サービス「DAZN for docomo」は、「DAZN(ダ・ゾーン)」を提供するPerform Group と株式会社NTTドコモの提携により2017年2月15日(水)から開始される。ドコモの利用者であれば、月額980円でDAZNのサービスを利用できるというものだ。さらに「dTV」とセットで利用する場合には毎月の料金の合計額から200円の割引され、月額1280円で「DAZN for docomo」と「dTV」を利用することができる。なお、ドコモ利用者でなくても、月額1750円で利用が可能だ。
株式会社NTTドコモの代表取締役社長である吉澤和弘は今回のDAZNとの提携に対し、次のように語った。
「これまでもドコモはスポーツに力を入れてまいりました。今回は2020年のオリンピックに向けてさらに”スポーツを応援したい”という思いの下、DAZNと提携することを決定しました」
「ドコモにはスポーツ観戦を多様化させたいという思いがあります。これまでは会場に足を運んでスポーツ観戦をしていたと思いますが、新サービス『DAZN for docomo』によって時間や場所を問わずいつでもどこでも、何度でもスマートフォンやタブレットでスポーツを観戦することができます」
「将来的にはスタジアム内でもスマートフォンやタブレットを操作し、違うアングルからスポーツを観戦したり、VR(バーチャルリアリティ)を導入することで客席で観戦する以外の体験をすることができるようにするという構想があります」
また、DAZNのCEOであるジェームズ・ラシュトンはそれに付け足した。
「DAZNは”Fans First”という理念の下、現代の多忙な消費者のためにいつでもどこでもスポーツを楽しめるよう、"ポータブルデバイスでスポーツ観戦をする"というスタイルを作り出しました。現在は130以上のリーグと年間6000試合以上をDAZNで配信しておりますが、今後も配信できるスポーツを増やしていきたいと考えています」
「DAZNはドコモと共にスポーツへの情熱を共有しています。この提携によって、スポーツファンをさらに増やしていけることと確信しております」
DAZNは昨年8月26-28日開催のF1ベルギーGPから、F1の生配信+オンデマンドをスタートした。これまでもF1の他にもGP2、GP3、ボルシェスーパーカップなどのシリーズの配信を行なっていた。
2017年も引き続きF1とGP2、GP3、ポルシェスーパーカップの配信を行い、FIA世界ラリークロス選手権と FIMスピードウェイ世界選手権グランプリ、 スーパーカーチャンピオンシップ、 モンスターエナジーAMAスーパークロスの決勝レースをライブ配信する予定だ。
現在、モータースポーツカテゴリーでは2016年F1総集編やAMAスーパークロスが視聴できる。
これまでの「DAZN」と「DAZN for docomo」との違いは、dアカウントでの認証やドコモ携帯電話料金との合算支払いが可能なることと料金体系のみであり、そのほかのサービスの差はない。「DAZN for docomo」の申し込みは、全国のドコモショップやドコモオンライン等で可能だ。
詳しくは「DAZN for docomo」のWEBサイト(https://www.nttdocomo.co.jp/service/d4d)ご確認いただきたい。
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | ドコモ×DAZN 新サービス発表会 |
サブイベント | ドコモ×DAZN 新サービス発表会 |
執筆者 | 中村理紗 |