ニキ・ラウダ、アグレッシブすぎたフェルスタッペンを非難
ラウダは、チャンピオンシップをリードするロズベルグとフェルスタッペンが接触したことについて、フェルスタッペンを非難した。








マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、スタート時のターン1でニコ・ロズベルグ(メルセデス)とホイールが接触し、ロズベルグはターン2でコース外へはみ出してしまった。
メルセデスの非常勤会長を務めるニキ・ラウダは、この件について「受け入れられない」と話した。
「明らかにニコが前を走っていたし、フェルスタッペンが彼をトラックの外へ押し出した」
「ニコのチャンピオンシップが犠牲になるところだった。これを受け入れることはできない」
「これはフェルスタッペンのミスだ。彼のドライビングはアグレッシブすぎる。どこかで彼は、そのことに気がつくべきだ」
「彼は自分が正しくないことに気づくべき」
レース終盤、フェルスタッペンがセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とバトルをしている時に、彼がターン1でオーバーシュートしたことについて、フェルスタッペンはペナルティを受けるべきかと質問されたラウダは、あれもフェルスタッペンのミスだったと話した。
「まさに正しい決定だった」とラウダは話した。
「ああいうことを繰り返したら、ペナルティを受けるべきだ。ヘルムート(マルコ/レッドブルのドライバーアドバイザー)は彼にそれを伝えるべきだ」
「もしフェルスタッペンがあれほどアグレッシブでなかったら、もっと成長していただろう。彼の才能は驚くべきものだが、彼は馬鹿げた行動で、それを台無しにしている」
「彼はそれに気がついていない。彼はやることすべてが正しいと思っているが、実際はそうじゃない。彼は冷静になる必要がある」
チェッカー後、ベッテルはフェルスタッペンに指を動かしてジェスチャーを示したが、フェルスタッペンもまたベッテルに向かってジェスチャーを示したことについては、「無礼だ。その横柄さがどこからきたのかわからない。理解できない」と話した。
「仕方ない。でも他のドライバーの怒りはますます大きくなっていく」
この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | メキシコGP |
ロケーション | アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス |
ドライバー | マックス フェルスタッペン , ニコ ロズベルグ |
チーム | メルセデス , レッドブル・ホンダ |
執筆者 | Charles Bradley |