ハミルトンのエンジントラブル。メルセデスは今も”調査中”
執筆: Pablo Elizalde
メルセデスは、マレーシアGPで起きたルイス・ハミルトンのエンジントラブルについて、その原因を今も調査中だという。






メルセデスのルイス・ハミルトンのマシンは、マレーシアGP決勝の41周目、1コーナーで突然ブロー。マシンをコース脇に止めてしまった。彼はその時レースをリードしており、そのトラブルによって、勝利への希望はもちろん、ランキングトップに返り咲くチャンスも潰えてしまった。
ハミルトンはリタイア、チームメイトかつポイントリーダーのニコ・ロズベルグが3位でフィニッシュしたことで、ふたりのポイント差は23に広がってしまった。
メルセデスのエグゼクティブ・ディレクター(テクニカル担当)のパディ・ロウは、問題の原因を見つけるために、チームはまだ”調査中”であるとした。
「マレーシアは飲み込むには苦い薬だった。ルイスには大いに失望させてしまった」
「我々は彼のエンジンの問題を調査し続けている。まず理解し、そして今シーズン残りを確実なものにするために、できることすべてをやっている」
「エンジントラブルが起きたにもかかわらず、ルイスはニコと同じ数のパワーユニットを持っている。それには中古のパワーユニットも含まれるが、彼はそれをフリー走行で使うことができる」
「そのため、うまくいけば彼のプログラムに更なる影響が生じることはないだろう」
チーム代表のトト・ウルフは、ハミルトンの今年のトラブルには、パターンはなかったと主張する。
「これらのトラブルには、何のパターンもない。もしそれがあったとすれば、我々は解決できるだろう」
そうウルフは語る。
「我々は彼とこの問題について議論した。そして彼は、我々が彼の痛みを感じていることを理解している」
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | マレーシアGP |
ロケーション | セパン・インターナショナル・サーキット |
ドライバー | ルイス ハミルトン |
チーム | メルセデス |
執筆者 | Pablo Elizalde |
ハミルトンのエンジントラブル。メルセデスは今も”調査中”
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