「スパでの勝利の鍵は"ローダウンフォース仕様"」とメルセデス代表

ウルフは、”ローダウンフォース”のセットアップがベルギーGPでのハミルトンの勝利に重要な役割を果たしたと考えている。

 ベルギーGPでのルイス・ハミルトン(メルセデス)の勝利の鍵は、”ローダウンフォース”仕様のセットアップであったとメルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは考えている。

 ベルギーGPで通算68回目のポールポジションを獲得したハミルトン。しかし決勝でフェラーリのセバスチャン・ベッテルが、レ・コンブ(ターン5)でハミルトンを攻め立ててくるという懸念があることをチームは理解していた。

 その対策のため、メルセデスはスパのセクター2でのパフォーマンスを削り、マシンの最高速度向上を優先させたという。

 決勝レースでのセーフティカー解除直後、ベッテルはケメルストレートで一時的にハミルトンに並び、メルセデスを脅かした。それに対しウルフは、スパで用意したセットアップが功を奏したと語った。

「我々は最高速度を優先するセットアップを行なった」

「我々は中速域コーナーのためのダウンフォースを削った。つまり、セクター2での速さを犠牲にし、セクター1と3で速いクルマを用意したのだ。それが正しい選択であることが結果で証明された」

「フェラーリの方がダウンフォース値が高く、よってドラッグも大きかったのだ」

セーフティカーの"役割"

 またウルフは、フォースインディアの同士討ちによって出動したセーフティカーが、ブリスターに悩まされていたハミルトンを手助けしたことを明かした。

 当人ハミルトンはセーフティカーの出動に苛立ちを見せていたが、それに対しウルフは次のように語った。

「彼はおそらく、どれほどデブリがトラックに撒かれていたのかが理解できなかったのだろう」

「路面にカーボン片が飛び散っていたのだ。セーフティカーの出動は適切だったと思う。タイヤにカーボンが付着した状態で走行すれば、新たなアクシンデントを起こす可能性もある」

「それでも彼の不満を理解することができる。後続車とのギャップを保とうとしていた矢先にセーフティカーが出動したのだ。しかし後から考えれば、彼の右リヤタイヤにはブリスターが発生していたため、タイヤを保つためにセーフティカーは大いに役立っただろう。それを知った彼もセーフティカーのタイミングに感謝すると思う」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー ルイス ハミルトン
チーム メルセデス
記事タイプ 速報ニュース