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ハミルトン「アメリカGPの勝利まで信念を貫き通していた。人生を諦めたことなんてない」

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ハミルトン「アメリカGPの勝利まで信念を貫き通していた。人生を諦めたことなんてない」
執筆:
2016/10/27 4:22

ハミルトンはドイツGPぶりの勝利についてそれまでの心情と、残されたレースに向けたモチベーションを明かした。

Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W07 Hybrid
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W07 Hybrid
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W07 Hybrid
Race winner Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 celebrates on the podium
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W07 Hybrid
Race winner Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 celebrates with team mate Nico Rosberg, Mercedes AMG F1; Lindsey Vonn, Former Alpine Ski Racer; Gordon Ramsey, Celebrity Chef; Venus Williams, Tennis Player; and the team
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W07 Hybrid
Race winner Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 celebrates in parc ferme
Race winner Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 celebrates in parc ferme

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、鈴鹿(日本GP)決勝のスタートを失敗したことでタイトル争いをしている同僚のニコ・ロズベルグに勝利を明け渡してしまった。その後もメディアとの揉め事に巻き込まれたりと、散々な鈴鹿を過ごしたが、アメリカGP前の彼は全く失望などしていなかった。

「できるだけポイントを獲得して、最後のレースに臨みたい。僕は誰が居ても前に出る」とハミルトンは語った。

「僕はもう拘ってないよ。前進するだけさ」

「正直なところ、レースの後すぐではなかったけど次の日あたりだったか、それが痛いレースだったと感じた。しかし、前に進もうと思った」

「トレーニングし、働いた。僕はファクトリーでメカニックやエンジニアたちと一緒にいた。チームは間違いなく大きな後押しをしてくれたし、それに全てを費やして働いている1000人ほどの人たちが(勝利を)祝ってくれたことで本当に高揚した。本当に信じられないことだ」

「そして僕はエンジニアと懸命に仕事を続けた。正直なところ、今週末(アメリカGP)は今季初めてスタートがうまくいったから、とても素晴らしい気分だよ」

運命が下される瞬間

 ハミルトンはアメリカGPで7月のドイツGP以来の勝利を挙げるまで、信念を失ったことはなかったと語った。

「僕は肯定的な考えを貫こうとしていた」と彼は話した。

「もちろん、スパ(ベルギーGP)はうまくいった。モンツァ(イタリアGP)でも最高のペースだった。しかし、最高のスタートを切ることができていなかった」

「シンガポールは全く良くなかった。マレーシアは初めは素晴らしかったね、でもダメになった」

「僕は未だポジティブな信念を保ち続けている。僕がそれに則ってやっていることは、今自分がやれることを探して、なんでも可能にすること。それを諦めた時は運命の決まる瞬間だ。僕は自分の人生を諦めたことはない。僕はそういう計画を立てたことがないんだ」

 また彼は、日本GPよりもオースティン(アメリカGP)の方がリラックスしていたというわけではないと話した。

「個人的にはそうではなかった。それはまた別の週末での出来事だ」

「もちろん、僕たちがマレーシアで勝てていれば、9ポイント差で日本GPを迎えることができた。でもそうはならなかった。それに僕は日本が大好きだよ。日本に行くことは素晴らしいことだと感じていた」

「予選でたった0.07秒差にあったのに、決勝はまるで災害のようだった。でも僕はキャリアを通して、どんなことがあろうとも戦ってきた。それは新しいことでもなんでもないよ。そのレースでは運がなかった」

「そしてアメリカGPでは、運も味方してくれてキャリア中での50回目勝利を記録することができた。それは多くのハードワークの積み重ねと、それ以上にたくさんの人からの応援があったから実現したことだ。それだけでなく、僕は冷静さと保ちながらレースから多くを学んでいったんだ。僕たちはアメリカGPを通して行われた作業の偉大さを感じるとともに、さらに前へ躍進していけると思う」

 またハミルトンは2007年当時のキミ・ライコネンとの戦いで、最後の2レースで大幅にギャップを取り戻し、マクラーレンからタイトルを奪い返した経験がある。ロズベルグのタイトルマッチは、そこからインスピレーションを受けているとハミルトンは話した。

「正直なところ、僕は考えたこともないし、当時(2007年のこと)と比較していない」

「でも過去の浮き沈みを見ていると可能性のない話ではないと思う」

「今と同じように、ダメになりかけた時もあった。でもそれを逆転できたのは、目立たないように、とにかく週末のレースに向けて努力し続けながら、勝てると信じてやってきたからだ」

「僕はその時に何が起きるのかコントロールすることはできない。過去の出来事は過去の出来事なだけだ。今季でできる全てをやり尽くすことで、本気でやり尽くした自分を知ることができる」

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執筆者 Adam Cooper