ハミルトン「ウルフとの会合が、緊張感をリセットする上で重要だった」

シェア
コメント
ハミルトン「ウルフとの会合が、緊張感をリセットする上で重要だった」
Jonathan Noble
執筆: Jonathan Noble
協力: Ben Anderson
2018/01/02 2:24

ハミルトンは、2016年シーズン終了後にトト・ウルフと話し合ったことが、2017年にベッテルに勝つ上で非常に重要なことだったと語る。

 ルイス・ハミルトンは、2017年シーズン開幕に先立ち、トト・ウルフと会合を持ったことが、ニコ・ロズベルグが抜けた後のチームとの関係を修復する上で”本当に重要だった”と語る。

 ハミルトンは2014〜16年にかけ、チームメイトであるニコ・ロズベルグと毎年激しくタイトルを争った。この結果、コース上での同士討ち、コース外での発言など、影響が多岐に渡った。

 2016年シーズンの初期には、2度にわたってふたりはコース上で接触。これを見たウルフは、三たび同様のことが起きれば、チームオーダーを発令してコース上でのバトルを制限する可能性も示唆した。結局これは見送られたものの、最終戦アブダビGPではハミルトンが故意にペースを落とし、後続のマシンにロズベルグをオーバーテイクさせようとするなど、論争は終わりを見せなかった。

 結局この年はロズベルグがタイトルを獲得。しかしシーズン終了直後に、そのロズベルグが突然引退を発表する。この”ロズベルグ・ショック”の後、ハミルトンはウルフの自宅を訪れ、会合を行ったという。そしてこれが、2017年シーズンにセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とのタイトル争いを優位に進めるためには重要だったという。

「もしあなたがオフィスで仕事をしていて、その上司があなたのことを快く思っていないのなら、それは最悪の環境になるだろう。そこで働きたくとも、おそらく普通に働くことはできないはずだ」

 そうハミルトンは説明した。

「そのミーティングは、物事をリセットする上で非常に重要だった」

「疑問やネガティブな要素があれば、それは僕らを後退させるだけだ。(話し合いの結果)僕らの関係は元どおりになり、数年間にわたって築き上げてきた強固な関係を、再開することになった」

 ロズベルグが引退したことで、新たにバルテリ・ボッタスがチームに加わることになった。ボッタスはハミルトンと比較すれば経験が浅く、しかもハミルトンは2013年以来メルセデスに所属し続けている。ハミルトンがチームの”基準”になるのは、当然のことだった。

 しかしハミルトンは、自身がメルセデスのチームリーダーであるとは考えていないようだ。

「僕は、自分自身がチームリーダーだとは思わない。長い鎖の、小さな繋がりに過ぎないと信じている」

 そうハミルトンは付け加えた。

「僕らは皆、重要な”繋がり”を務めているんだ」

「重要なことは、その繋がりをできる限り強固にしておくことだ。それこそが、2017年に僕らができたことだ」

次の F1 ニュース
”苦労人”モレノの、忘れられないグランプリ:1992年モナコGP

前の記事

”苦労人”モレノの、忘れられないグランプリ:1992年モナコGP

次の記事

年間8位のオコン「メルセデスは2017年の僕の仕事に満足している」

年間8位のオコン「メルセデスは2017年の僕の仕事に満足している」
Load comments

この記事について

シリーズ F1
ドライバー ルイス ハミルトン 発売中
チーム メルセデス 発売中
執筆者 Jonathan Noble
記事タイプ 速報ニュース