ハミルトン「セーフティカーとレッドフラッグに助けられて表彰台に上がれた」
ベルギーGP決勝で21番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトン。今回のレースで表彰台に立てるとまでは想像していなかったと語った。







現在チャンピオンシップリーダーのルイス・ハミルトン(メルセデス)は、パワーユニットを変更したことによるペナルティを受け、ベルギーGP決勝を21番グリッドからスタートした。一方、チームメイトのニコ・ロズベルグは予選を1位で通過し、ポールポジションスタートをした。
しかしレース序盤で次々起こるアクシデントと、6周目に起きたケビン・マグヌッセン(ルノー)の単独クラッシュによる赤旗中断に助けられ、最終的にハミルトンは3位へ登り詰めた。
「ここまで登り詰められたなんて本当に信じられないよ」ハミルトンは語った。
「朝、目が覚めた時は、今回のレースはタイヤの使い方がとても難しいものになると思っていた。今回の多くのアクシデントは誰も予期できないものだったね」
「予選では何もインシデントはなかったけど、でも今日はたくさんあった。慎重に行くことが今日の正しいアプローチだったね」
「今日は全体的に、僕たちはチームとして適切なバランスを持っていたよ。僕が望んでいた最高の結果だ」
ハミルトンは、序盤のアクシデントとレッドフラッグによって助けられたが、彼はこの結果が運だけのものではないと述べた。
「もしタイヤのコンディションがベストな状態でなければ、僕は誰かからプッシュされてギャップが縮まってしまっていたかもしれない。でも今回はそうじゃなかったんだ」ハミルトンはこう付け足した。
また彼はセーフティカーとレッドフラッグの恩恵を受けなくとも、トップ10入りするための十分な余地はあったと語った。
「レース中、タイヤがどれだけ持つのか把握していなかった。でも思った以上に良いパフォーマンスだったよ」
「僕はまだトップ10入りできる余地はあると、積極的にレースに臨んでいたよ。そんな中、セーフティカーが3位入賞を手伝ってくれたんだ」
一方、ロズベルグはベルギーGPをポールポジションで制し、ハミルトンとの年間ポイントのギャップを9ポイントに縮めることができた。
この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | ベルギーGP |
ロケーション | スパ・フランコルシャン |
ドライバー | ルイス ハミルトン |
チーム | メルセデス |
執筆者 | Pablo Elizalde |