ハミルトン、ベッテルの行動に理解「フェルスタッペンは死角のはず」

ルイス・ハミルトンは、シンガポールGPのスタート時、セバスチャン・ベッテルはマックス・フェルスタッペンが死角に入っていたのではないかと指摘した。

 シンガポールGP決勝のスタート直後に起きたクラッシュにより、フェラーリのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネン、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはリタイアを喫した。FIAのスチュワードはこの件を審議したが、どのドライバーにもペナルティは出なかった。

 しかしフェルスタッペンは、ポールポジションのベッテルがスタートで出遅れたことで、リードを守ろうと攻撃的に動いたことが事故の原因だと確信。一方のベッテルは、悲惨なリタイアにつながった一連の出来事に当惑している様子だった。

 このクラッシュでトップに立ち、優勝を飾ったのはメルセデスのルイス・ハミルトン。5番グリッドから勝利を手にし、残り6レースでベッテルに対して28ポイントリードしてランキングトップを維持している。

「今年のモンツァでの僕がそうだったように、前に出ている時に2番手が誰かなんてわからないことは、実際よくある」と、ハミルトンはスタート直後の多重クラッシュを”不幸なレーシング・インシデント”だと表現した。

「スタートが同じくらい良ければ、大抵そのクルマは自分の死角に入ってしまう。彼らがどこにいるのか知るのは難しいことなんだ」

「そして彼はリードを守ろうと考え、イン側をカバーしようと動いた。それが彼(ベッテル)がしたことだと思う」

「そうすると、他のマシンが突然ミラーの中や自分の周辺視野に現れるので、そこで彼らがどこにいたのか知ることになる。でも自分が前に出ていて、そうする必要がなかったと分かる時もある」

「セバスチャンがどう感じたかはわからない。僕はダニエル(リカルド)よりも速く加速することに集中していた」

「僕はキミを見た。クルマの左側で何が起こるのかを見続けていたんだ。もし何か”ドラマ”が起こるなら、ターン1をまっすぐいかなければならないと思っていた。だけど巻き込まれなかったし、それに気づいていた」

 リカルドもスタートの混乱を免れ2番手につけると、ハミルトンを追いかけるレースとなったが、そのまま2位でフィニッシュした。彼は、”極めて平均的なスタート”だったと振り返り、そのおかげで彼の前で起きている出来事に対してより良い判断が下せたという。

「何が起こるのかを見極める時間を、(平均的なスタートが)与えてくれた」とリカルドは語った。

「僕は慎重に対処しようとして、前を見ていたんだ。幸い、それは正しかった」

「(巻き上げられる水煙で)視界は非常に悪かったので、最初のいくつかコーナーはかなり混乱していたよ」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 シンガポールGP
サーキット シンガポール市街地コース
ドライバー ルイス ハミルトン , セバスチャン ベッテル
記事タイプ 速報ニュース