ハミルトン「ロッシのように成功したまま、キャリアを終えたい」

ルイス・ハミルトンは、ヴァレンティーノ・ロッシのようにそのゲ世界のトップに長く君臨する存在になりたいと考えている。そしてまだこの先も長期間、F1にとどまって活躍すると語る。

 ロッシはMotoGPのグリッドにおいて、最年長であると共に最も経験豊富なライダーである。先週末のスペインGPもポールポジションからスタートし、独走状態で優勝。全く衰えを見せていない。

 ハミルトンは、ロッシの能力が彼のキャリア晩年において、さらに強くなっていると指摘する。そしてハミルトン自身も、この先何年もの間、ロッシ同様自身の能力をピーク値に保っておきたいと語る。

「ヴァレンティーノは今、最も年長のライダーのひとりだ。しかし、まだトップになれるだけの能力を持っている」

 先週末のMotoGPレースを観て、ハミルトンはそう語る。

「彼はまだ、そんな力を持っている。そして僕も、僕のキャリアの終わりに向けて、同様の地位にいれたらいいと願っているんだ」

引退を判断するタイミングは難しい

 ハミルトンはまだ、F1においてその能力の陰りを見せていない。しかし、2020年台の初期には、彼の現役としての生活も、終わりを迎えることになるはずだ。

「今までに引退を考えたことがあるか?」と聞かれたハミルトンは「一般的に僕がそれについて考える時、現在の3年契約がある。その後に再び、3〜4年の契約があることを望んでいるよ」と答えている。

「しかしながら、引退する正しいタイミングを選ぶのは非常に難しいということを、彼は知っている。将来のより大きな成功のみが、現役を継続する時の励ましとなると言える」

「僕らは全員貪欲だ。常により多くを求めている」とハミルトンは言う。彼はワールドチャンピオンを獲得した後に引退するというアイデアについて語った。

「あなたがチャンピオンを獲ったばかりだとする。まだ健康だと感じ、まだ続けるにふさわしいと感じる。その上、来年も同じ様な年になるだろうことを知っている……とすると、続けることになるだろう」

「あなたは止まりたくないし、それを他の人に譲ることもしたくない。ならばそこに留まり、再びそれを手にしようとするだろう。それをするのは、とても難しいことだけど。そして、僕は成熟し、強さを持つようになった。さらに、5歳の頃から愛していたことなんだ。時間だけが知っているよ」

今引退しようとは思わない

 ハミルトンはF1に魅力を感じなくなった時が、引退する時だと明確にしている。そして、その他のカテゴリーにおいてレースに復帰する魅力があったとしても、一度ヘルメットを置いたならば、再びレースの世界に戻るかどうかは分からないと言う。

「想像することしかできないけど、1年間の休養を取った後、禁断症状を覚えているかもしれない。そして、再びレースをしたいと思うだろう。でも、誰がそんなこと分かるんだい?」と彼は言う。

「全く逆の可能性もある。そう思わないかもしれないし、あるいは姿を消しているかもしれない。どんなアスリートでも、その世界の頂点に立つ人物にとってのゴールを知るのは、非常に難しいことだと思う。それはギャンブルのようなものだし、それがテーブルの上に提示されるまで、分からないものなんだと思う」

「調子が良い場合はそのまま継続していくだろうし、下がっている場合はそのまま去っていくかもしれない。トップのまま引退するということは例外的だ。でも、その機会ってのは、自分では分からないものなんだと思う。とにかく、僕の調子は良いし、今引退しようとは思わないよ」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー ルイス ハミルトン , バレンティーノ ロッシ
記事タイプ 速報ニュース