ハミルトン、人種差別への抗議を支持。アメリカGPで行動を起こす!?

メルセデスのルイス・ハミルトンは、アメリカGPで人種差別主義に抗議する姿勢を示す可能性があることを示唆した。

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、アメリカGPで人種差別主義に抗議する姿勢を示す可能性があることを示唆した。

 アメリカのNFL(ナショナル・フットボール・リーグ)などでは、人種差別に対する抗議として、試合前の国歌斉唱の際に起立を拒否して膝をつく選手が増えている。これに対しアメリカのドナルド・トランプ大統領は、ツイッターで非難。その結果、この人種差別主義への抗議はNFLにとどまらず、様々なスポーツに拡大する傾向にある。

 ハミルトンはNFL選手らに賛同し、この運動を支持することを公言。今月20〜22日にはF1アメリカGPが開催されるが、ハミルトンはこのレースで、人種差別への抗議に対する支持を示すつもりでいるという。なお現時点でハミルトンが何をするのかは分かっていない。

 The Timesが行なったインタビューで、ハミルトンは次のように話した。

「レースのことでさえまだ考えていない。でももちろん、そのこと(人種差別への抗議)を考え始めるつもりでいるよ。何をしたらいいんだろう? 何かに参加する必要があるのだろうか?」

「僕の国歌ではないし、これはアメリカの問題だ……でもアメリカだけの問題ではない。グローバルな問題なんだ。アメリカではより注目されているし、おそらく悪化しているだろう。僕たちはみんな団結する必要があると思う」

 ハミルトンは、トランプ大統領からの批判をものともせず人種差別への抗議を続けている選手たちを支持することを明らかにしている。

「彼らが信じていることのためにも、僕たち全員が立ち上がることが重要なんだ」

 そうハミルトンは語る。

「より政治的になろうという計画はないけど、全員が立ち上がって僕たちの考えを示すべきだ」

「誰にも発言の自由がある。僕たちは世界に影響を与えるために役割を果たすことができるはずだ。特に、自分たちのリーダーが自分を助けてくれない場所ではね」

インスタに物議を醸す投稿も

 マレーシアGPを前にハミルトンは、トランプ大統領の人形と犬が写った動画をインスタグラムに投稿した。アメリカの政治状況に対して何らかの意図を示唆するようなこの投稿は、論争を引き起こすことになってしまった。なおすでにその動画は削除されている。

 メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、ハミルトンがこういったデリケートな問題に対するアプローチの仕方を考え直す必要があるかもしれないと示唆した。

「これは論争の的となるような、偏ったものだ」とウルフは話した。

「私は政治的な問題には関与したくない。我々には我々の考えがある」

「人権に対するルイスの気持ちはとても強いものだし、彼はそれを示したかったんだと思う。インスタグラムにようなコミュニケーションツールについては考え直す必要があるが、私も彼の考えを理解することはできる」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー ルイス ハミルトン
記事タイプ 速報ニュース