ハミルトン、人種差別抗議を示す行動はなし「勝つためにここにいる」

ハミルトンは、アメリカGPの国歌斉唱の際に、他の競技の選手のように膝をつくことはしないという。

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、アメリカGPで人種差別への抗議を示す行動を取る可能性があると示唆していたが、今ではそのつもりはないと語った。

 アメリカでは、人種差別と警察官の行為に抗議の姿勢を示すため、国歌斉唱の際に起立をするのではなく膝をつくアスリートの数が増えている。

 この抗議は昨年NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)でプレーしていたコリン・キャパニックという選手が始めたもので、最近ではドナルド・トランプ大統領が膝をつくことを選んだ選手たちを公に批判したため、アメリカでは大きな話題となっている。

 数週間前には、ハミルトンはこうした抗議行動を支持し、アメリカGPでは自らも抗議を示す行動をとる可能性もあると明かしていた。

 しかし彼はこの運動を今も支持しているものの、現在では抗議をすることを計画していないと語った。

「僕はそういう位置にはいないし、何も計画していない」

「もちろんそれについては言及してきたけど、膝をつくことには触れていない。アメリカではそういう状況にあるみたいだけど」

「アメリカには黒人も白人も暮らしている。この国で何が起きているのかをかなりの数見てきたし、この運動に関するアメリカ人の意見も耳にした」

「僕はこれ(人種差別への抗議)を尊重している。キャパニックが始めたこの運動はすごいものだし、大いに支持するよ」

「でも僕は勝つためにここにいるのだし、現時点ではそれが最優先だ。今は他のことに集中するつもりはない」

 ドライバーズランキング2位のセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に59ポイント差をつけ、自身4度目のタイトルに近づいているハミルトンは、メインの目標から気をそらされることを望んでいないという。

「いま話したように、僕は勝つためにここにいるし、これに集中している。今年のタイトルを獲得するために努力しているけど、それを邪魔するようなものを許すつもりはない」

「今日ここの立つために僕は懸命に仕事をしてきた。これまで話してきたように、この状況に対して僕の意見や感情を持っているけど、現状では何かをするという計画はない」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー ルイス ハミルトン
チーム メルセデス
記事タイプ 速報ニュース