
メルセデスのルイス・ハミルトンは、今季最大のライバルはレッドブルになるだろうと考えているようだ。
先日、メルセデスのテクニカルディレクターであるジェームス・アリソンは、レッドブルが今季のタイトル争いにおける最大の脅威として浮上してくるのは間違いないと語った。
このアリソンの発言は、レッドブルのダニエル・リカルドが、バルセロナテスト後半2日目に、非公式ながらカタルニア・サーキットのコースレコードを更新したことを受けてのモノだ。しかしその翌日にはフェラーリのセバスチャン・ベッテルが、再度このレコードを更新している。
ハミルトンは木曜日の午後をロングランに終始した。そのためもあってか、9番手タイムに終わった。しかしながらハミルトンは、今季のタイトル争いはごく接戦であり、特にレッドブルは脅威に見えると語った。
「僕の究極的な目標は、できるだけ多くのチームに、タイトルをかけて戦ってほしいということだ」
そうハミルトンは語った。
「それこそがこのスポーツにとって良いことだ」
「僕は心からそう望んでいるが、今年はレッドブルが本当の脅威になると思う」
「彼らのクルマは素晴らしい。フェラーリのクルマはまだしっかりとは見ていないけど、良いはずだと確信している。とてもエキサイティングだよ」
ハミルトンと同様に、この日のレッドブルの走行を担当したマックス・フェルスタッペンも、アタックラップに注力せず、木曜日の走行を12番手で終えた。
そのフェルスタッペンは今季のレッドブルの目標について、予選でメルセデスの0.3秒差以内につけることだと語った。
「まず第一に、僕らは彼らに近づかなきゃいけないと思う」
そうフェルスタッペンは語った。
「予選で0.3秒か0.4秒差以内に入ることができれば、少なくともレースではメルセデスと戦うことができる。いつも、レースでの方が少し近づくことができると思うからね」
「だから今年の目標は、彼らの0.3秒以内に近づくことだと思っている」
この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | ルイス ハミルトン , マックス フェルスタッペン |
執筆者 | Jamie Klein |