ハミルトン、再舗装された路面に失望「トラックの”特性”が失われた」

ハミルトンは、バルセロナの路面が再舗装されたことについて、このトラックの持つ特徴が失われたと嘆いた。

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、バルセロナのカタロニア・サーキットの路面が再舗装されたことについて、トラックの特性が失われ、最もドライビングが簡単なサーキットになってしまったと述べた。

 以前からMotoGPに出場するライダーは、2007年に舗装されたカタロニア・サーキットの路面のグリップがあまりにも低すぎると不満を露わにしていた。そのため今年1月、MotoGPの要請によりサーキットの路面が再舗装された。

 F1ドライバーは2月26日(月)から行われた合同テストで初めて再舗装された路面を走ることとなったが、悪天候が重なり、目立ったラップタイムが記録されることはなかった。

 テスト最終日にトップタイムをマークしたハミルトンは、サーキットの路面が再舗装されたことによってトラックの特性が失われたと失望をみせた。

「なぜトラックを再舗装したのかわからないけど、概してお金の無駄だと思う」

「古くなればなるほど、トラックの特性が路面に出てくるんだ」

「もし路面が綺麗にされてしまったら、このサーキットが持っていた特性の多くは失われてしまう」

「僕はいつも家に例えて話をするんだけど、真新しい家には何の特徴もないよね。だけどもし古い家を買うとするのなら、その家には(真新しい家と比べて)歴史や特色を少し感じられるだろう」

「路面のことを考えれば、僕は少し古いトラックが好きだ。ドライバーズブリーフィングに出席して、しきりにバンプについて不満を言う人もいる。だけどバンプの周辺でうまくやることもできるし、ブレーキラインから少し離れたところでブレーキを踏むこともできるはずだ。そうでなければ、もっと良い対処ができるようにマシンのセットアップをしなければならない」

「サーキットの特性は何かということだ……路面を平らにすることはできるけど、そうするとそういった特性は失われてしまう」

 より隆起のある路面を走ることも楽しんでいるというハミルトンだが、今やカタロニア・サーキットは、彼のF1キャリアが始まって以来の最も”容易な”トラックになったと語った。

「トラックにバンプがあると、より難しく、よりトリッキーになる」

「コーナーを抜けるとマシンが少し動いてしまうので、敏感に反応しなければならない。僕はそういうチャレンジが好きなんだ」

「路面がスムーズになったら、そういったこともより簡単になる。率直に言えば、このトラックはそれがしやすくなった。今日(テスト4日目)はこれまで僕がF1をドライブしてきた10年間の中で、いちばんドライビングが簡単な日だった」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー ルイス ハミルトン
チーム メルセデス
記事タイプ 速報ニュース