ルイス・ハミルトンは、1周目の1コーナーでフェリペ・ナッセと接触。ここでダメージを受けたことで、彼の追い上げは7番手止まりになったという。
予選でのトラブルにより、最後尾グリッドからスタートしたハミルトンは、キミ・ライコネンとセバスチャン・ベッテルのフェラーリ2台が1コーナーで接触するまでに、大きくポジションを上げていた。しかし、ダメージを受けたライコネンのマシンがコースに戻った所、ナッセがこれを回避する行動をとったため、ハミルトンに接触してしまった。
「それは間違いなく難し買った」と言うハミルトン。
「僕は良いスタートを切ったんだ。でも、後ろからスタートするのは難しい。そしてそのあと、事故に巻き込まれてしまった」
「何かが前方で起こっていたので、それを回避しようとしたんだけど、それに絡まってしまった。その後、僕は自分の方法でだけ戦うことにしたんだ」
「このコースはとても好きだ。オーバーテイクができるからね。でも、クルマは少しダメージを受けていた。僕はわからなかったんだけど、エアロパーツの何かみたいだ。クルマの挙動も狂ってしまったので、サスペンションにもダメージがあったと思う」
ロズベルグが大きなリードを築いた
チームはハミルトンのフロントウイングのフロントウイングを1周目の終わりに交換した。そしてセーフティカーの助けがあったにもかかわらず、チームメイトのニコ・ロズベルグに近づくことはできなかった。
これにより、ロズベルグは選手権ポイントで36ポイントのリードを築いている。
「僕がストップするたびに、また後ろに戻されていった。だからなかなか前進していくことができなかったんだ」とハミルトンは語る。
「最終的には、タイヤはほとんど残っていなかった。とにかく、それがレースだ。この週末には良い結果にはならなかったけど、今後向上できるように祈ってるよ」