ハミルトン、新車W09に手応え「昨年のマシンよりも間違いなく速い」
公式テスト4日目でトップタイムを記録したハミルトンは、テストでの周回数が少ないもののマシンの感触に満足しているようだ。







公式テスト4日目でトップタイムを記録したメルセデスのルイス・ハミルトンは、2018年型マシンが明らかに速くなったと感じられると述べた。
バルセロナ公式テスト4日目午後の走行を担当したハミルトンは、ミディアムタイヤでテスト期間中最速タイムとなる1分19秒333を記録した。
ハミルトンはW09の感触について、トリッキーな昨年型のマシンと比較すると、カタルニア・サーキットが新しく舗装されてグリップ力が増したこともあるが、2018年型のマシンの方が間違いなく速く走ることができたと語った。
「今季型は昨年のマシンの進化版だ。性能の良いタイヤを装着し新しい舗装の上で走らせたから、もちろん実際よりも速く走ることができている可能性がある」
「これまでのところは順調だ。普段ならテストは乗り気じゃないけど、これまでのテストであまり周回数を稼ぐことができていなかったから、4日目は積極的にラップを重ねた」
「まだマシンがどれほど進化できたのか、トラックやグリップ、タイヤがどれほどのものなのかを評価することは難しい。来週はもう少し情報が得られると思う」
「ただ昨年型よりも間違いなく速く走れると感じた。それは良いことだ」
テスト4日目に計69周を走破したハミルトンだが、今週行われたテスト4日間の合計ラップ数は94周に留まっている。それでも彼は他のドライバーよりも走行数が少ないことに対し心配はないと述べた。
「多くの人が僕に、"過去数年間はテストを通じて少なくとも300周はしていたが、今日は何ラップしたいのか"と聞いてきた」
「今日、僕は完全なラップを25周だけした。僕はそういうやり方をしているし、僕よりもトラックにいた時間が短いドライバーはいないと思う」
「それでも、今季のマシンに乗って10ラップ目でうまく走れるようになったから、とても満足しているし、かなり気楽な気持ちでいる」
この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | ルイス ハミルトン |
チーム | メルセデス |
執筆者 | Jamie Klein |