ハロ導入でF1はどう変わる?:【その3】コマーシャル面への影響

搭載が義務付けられるコックピット保護デバイス”ハロ”の登場で、2018年のF1はどう変わるのか。その影響を検証する。

 来シーズンからF1マシンへの搭載が義務付けられるハロ。コクピットという非常に目立つ場所に取り付けられるこの新デバイスは、F1チームのコマーシャル面にも、大きな影響を及ぼす可能性がある。

 マクラーレンのエクザクティブ・ディレクターであるザク・ブラウンは、商業的価値が変化する可能性は認めつつも、ハロの導入を比較的ポジティブに捉えているようだ。

「内側をペイントすることは許されていない。なぜなら、ドライバーが特定の色を気にしてしまうのを避けたいからだ」

 ブラウンはそうハロについて語った。

「しかしハロの外側は、ブランディングすることができる」

「ハロは新たなスポンサーのためのスペースを生み出すことになる。しかしおそらく、ドライバーの周辺の”視認性”を、一部制限することになってしまうだろう」

「ドライバーのヘルメットのバイザーは、非常に貴重な箇所だ。しかし今、それはハロに取って変わる可能性がある」

「カメラの角度や車載カメラにどう対処するのか、全てはそれに依存することになる。これによって我々は、デメリットを補うことができると思う」

 一方でブラウンは、ハロがファンから不評だったとしても、それによってスポンサーが撤退するような事態にはならないと考えている。

「それは判断するのはまだ早すぎる。しかし、ハロは目立つ。スポンサーは見やすいモノを望んでいるのだ」

 そうブラウンは語った。

「『ハロが嫌いだから、ハロにロゴを付けたくない』と言う人を、私は見たことがない」

「もしそれが商業的な露出を生み出すのなら、スポンサーは満足することだろう」

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シリーズ F1
記事タイプ 速報ニュース