”ハロ”と”エアロスクリーン”に大きな違いはない?

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”ハロ”と”エアロスクリーン”に大きな違いはない?
Jonathan Noble
執筆: Jonathan Noble
2016/05/09 20:58

「より良いヘッドプロテクションは、安全性の大きな向上の手助けとなる代わりに、その僅かな代償として、ドライバーがマシンから脱出する時間は数秒増えることになるだろう」F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングは述べた。

Sebastian Vettel, Ferrari SF16-H running the Halo cockpit cover
Sebastian Vettel, Ferrari SF16-H running the Halo cockpit cover
Sebastian Vettel, Ferrari SF16-H running the Halo cockpit cover
Sebastian Vettel, Ferrari SF16-H running the halo cockpit cover
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB12 with the aeroscreen
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB12 with the aeroscreen
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB12 with the aeroscreen
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB12 climbs the aeroscreen

 2017年に向けて、ハロかエアロスクリーンどちらかの導入を目指す取り組みは続いており、他の妥協案が計られたとしても、最優先事項は命を守る事であると、ホワイティングは言う。

 医療スタッフが、マシンからドライバーを救出する方法は重要な考慮事項のままではある。しかしホワイティングは、現在提案されている両方のソリューションは、同じ様なアプローチであり、劇的な違いはないと見ている。

「実際の開口部を見てみると、ふたつの間に何の違いも見受けられない」とホワイトは説明した。

「ふたつとも同じ様な高さに取り付けられており、実際の開口部であるトップリムは極めて似ているし、エアロスクリーンとハロの上部の高さもほぼ同じだ」

脱出テスト

 ホワイティングはエアロスクリーンの評価の一部を公開した。レッドブルのダニエル・リカルドは、ロシアでコックピットからの脱出テストを行い、今までと変わりなく終えた。

 ホワイティングはこう付け加えた。「脱出に問題ないか確認するため、木曜日にダニエルがマシンから飛び降りるテストを行った」と。

「彼は1周しかしなかったが、何が起こるかは誰にも分からない」

「決められた時間の中で、彼がマシンから脱出できるかを確かめておきたかったんだ。彼は成功した。そして以前より良くなっている」

「チームは、ドライバーがより脱出しやすいようにシステムを開発していく。しかし、脱出のために数秒の時間を追加する必要が生じたとしたら、それはドライバーの頭を守るための僅かな代償だと思っている」

クラッシュテストの改善

 エアロスクリーンのクラッシュテストで、FIAはタイヤにはそれほど関心は無く、ヘルメット上部の改善が重要視されていたと、ホワイティングは述べた。

「これらのテストでヘルメットは修正されなかった。なぜならば、このテストでは基本的にどこを修正すべきか、いくつかの裏付けを協議していたからだ」

「特定の衝突で、ドライバーが頭を接触する可能性は限りなく低かった」

「しかし、すべてのアクシデントからドライバーを守ることができる装置は存在しない。それは分かっているし、紛れもない事実だ」

「試せる物はいくらでも試して、もっと安全に安全に、安全にしていくべきなんだ」

「ここ数年で、ホイールの連結はかなり強固になった。それでも極度の状況下ではまだ外れてしまう」

「我々が行っているのは、何かが起きる可能性を最小限に抑えることで、すべての安全装置がそれを行っている」

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シリーズ F1
執筆者 Jonathan Noble
記事タイプ 速報ニュース