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ハースとルノー、スーパーソフトを持ち込まず:カナダGP選択タイヤ

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ハースとルノー、スーパーソフトを持ち込まず:カナダGP選択タイヤ
執筆:
2016/05/31 20:10

アグレッシブなハースとルノーの選択。トップ3チームの選択は似通る

Pirelli tire
Pirelli tires
Pirelli tire
Pirelli tyres
Sahara Force India F1 Team with Pirelli engineers
Worn Pirelli tyre
Pirelli tyres
Pirelli tyres
Paul Hembery, Pirelli Motorsport Director, Mario Isola, Pirelli Racing Manager and Massimiliano Damiani, Pirelli Chief Engineer on the grid
Pirelli tyres
Pirelli tyres
Pirelli tyre technician in the pits
Pirelli tyre stencil for Nico Hulkenberg, Sahara Force India F1
Mercedes AMG F1 Team mechanic works on Pirelli tyres
Pirelli tyres
Pirelli tyres

 ピレリは、次のカナダGPに向けて各チームが選択したタイヤのリストを発表した。いつもに増して、今回は非常に特異な選択となった。

 今年のカナダGPには、ウルトラソフト、スーパーソフトそしてソフトの3種類のコンパウンドのタイヤが持ち込まれる。これだけ見ればモナコGPと同じだ。ただ、決定的に違うのが、決勝で使用が義務付けられているタイヤが、ソフトのみだということ(モナコではソフトかスーパーソフトのいずれかだった)。つまりソフト2種類を、決勝まで持っていなければならない(実際に使うのはいずれか1本でいい)。

 このような選択となっているため、2チームがスーパーソフトの持ち込み本数をゼロとしてきた。その2チームとは、ルノーとハースである。

 まずルノーは、ソフトを5セット、ウルトラソフトを8セット、カナダGP用のタイヤとして指定した。つまり、ソフト5セットのうち3セットは、フリー走行でしっかりと試してその特性・反応を確認するためのタイヤだということになる。

 一方のハースは、ソフト3セット、ウルトラソフト10セットという選択だ。つまりソフトにはほとんど余裕がなく、1本(もしくは2本)はフリー走行で使い切ってしまうとしても、あとはウルトラソフトを履いてガンガン攻める、そんな姿勢が見えてきそうだ。

 ソフトを指示されたギリギリしか持ち込まなかったのは、ウイリアムズのバルテリ・ボッタス、トロロッソのふたり、そしてザウバーのふたりの合計5台だ。彼らは2セットのうち1セットはフリー走行で使い、もう1セットを決勝用に新品で残しておく腹積りと見受けられる。ただ、もしかしたら、ソフトを使うのはホンの数周のみで、あとはスーパーソフトとウルトラソフトを多用するつもりだろう。事実、彼らが持ち込むスーパーソフトのセット数は、他よりも若干多めである。

 例えば彼らの場合、Q3進出を逃したマシンの場合は、ソフトでスタートしてすぐにピットインし、あとはスーパーソフトもしくはウルトラソフトを使ったり、セーフティカーやバーチャルセーフティカーをのタイミングのみをソフトで走る……または最後の1周のみソフトを使うという戦略も考えられるかもしれない。

 なお、上位を争うであろう3チームの選択は似通ったモノになっている。ソフトは3もしくは4セット、スーパーソフトは2もしくは3セット、ウルトラソフトは7もしくは8セットである。

 カナダGPの舞台となるジル・ビルヌーブ・サーキットは、路面のミューが低いために、持ち込まれるタイヤこそモナコと同じ組み合わせだが、直線をヘアピンやカーブで繋いだレイアウトであり、パワーが要求されるサーキットだ。そのため、ダウンフォースレベルなど、求められるマシン特性は、モナコとは大きく異なる。

 各チームが持ち込むタイヤの詳細は以下の通り。

Pirelli tire choices per driver
Pirelli tire choices per driver

Photo by: Pirelli

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この記事について

シリーズ F1
イベント カナダGP
ロケーション サーキット・ジル・ビルヌーブ
執筆者 Pablo Elizalde