ハース、米国人ドライバーの登場望むも「F1にふさわしい人はいない」

ハースのチーム代表は、アメリカ人ドライバーを起用したい気持ちはあるが、現状ではF1にふさわしいドライバーはいないと認めた。

 ハースのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、アメリカ人ドライバーを起用することがひとつの願いであることを認めたが、現時点ではF1にふさわしいドライバーはいないと語った。

 以前からアメリカでのF1人気を向上させようという提案がなされており、F1はアメリカ人ドライバーがF1にフル参戦できるようににシートを見つける必要性を抱えている。

 2016年のインディ500で優勝を飾ったアレクサンダー・ロッシは、その前年にシーズン途中からマノーのドライバーとしてF1にデビューを果たした。なおこの時のロッシは、2007年にスコット・スピードがトロロッソからF1に参戦して以来のアメリカ人ドライバーのF1参戦でもあった。

 またインディカーでチャンピオンを獲得した経験を持つジョセフ・ニューガーデンは、昨年のアメリカGPに参戦する可能性を有していた。これが実現することはなかったが、シュタイナーはもし彼が事前にメディアなどに露出することもなくF1に参戦した場合、苦労することになるだろうと語った。

 アメリカにチームの本拠地を構えるハースF1チームは、F1デビュー年の2016年をコンストラクターズランキング8位で終え、2017年も同様にランキング8位だった。

 ハースのドライバーリストの上位にアメリカ人ドライバーはいるのかと尋ねると、シュタイナーは「リストのトップにはいない」と答えた。

「もしふさわしいドライバーがいれば、トップに載るだろう。もちろん、そういうドライバーが欲しい。しかし、もし本当に素晴らしいドライバーが現れたら、そのドライバーは我々の所に来るだろうか?」

「十分なレベルで戦うことのできないアメリカ人ドライバーを起用することは、おそらくF1にとっても良いことではない」

「それ(アメリカ人ドライバーと契約すること)はひとつの野望でもある。だが私としては、現時点ではF1で戦う準備ができたドライバーはアメリカにはいないと考えている」

 ハースは2018年もロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンを起用することをすでに発表している。両者に関してはシーズン末までの契約があり、チーム側がオプションを有していると考えられている。

「彼らはチーム残留に値するドライバーだ」とシュタイナーは述べた。

「ふたりにチームに残って欲しいかって? それは次の段階の話だ。それが実現するためには多数の要素が必要だ」

「人々は他のドライバーを起用すべきだと言うが、そうではない。我々はそうするつもりはない。(2019年に向けて)申し分ない。まだわからないが、そのうちお伝えできるだろう」

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この記事について
シリーズ F1
チーム ハースF1チーム
記事タイプ 速報ニュース