ハートレー「ポルシェのWEC撤退が決まった後、レッドブルに電話をした」

今週F1デビューするハートレーは、ポルシェのWEC撤退が決まった後、レッドブルに連絡を取ったと語った。

 今週末のアメリカGPでトロロッソからF1デビューを果たすブレンドン・ハートレーは、ポルシェが世界耐久選手権(WEC)のLMP1クラスから撤退すると発表した際、レッドブルのレーシングアドバイザーを務めるヘルムート・マルコに声をかけたと語る。

 カルロス・サインツJr.が予定を前倒ししてルノーに移籍し、ピエール・ガスリーもタイトルがかかったスーパーフォーミュラ最終戦に出走することになった。そのため、2戦欠場したダニール・クビアトが復帰し、そのチームメイトにはかつてレッドブルのジュニアドライバーのひとりであり、今はポルシェでWECのLMP1を戦うハートレーが迎え入れられた。

 そのハートレーは、ポルシェが今季限りでWECのLMP1から撤退するという発表があった後、レッドブルと連絡を取ったと語った。

「LMP1のプログラムが終了すると決まった後、僕はヘルムート(マルコ)に電話をかけた。そして『もし機会があるなら、僕は準備ができています』とただ伝えたんだ」

 ハートレーはそうmotorsport.comに対して語った。

「彼はメッセージを受け取った。そして今、ついにこのチャンスが訪れた。突然のことだったけど」

 ハートレーはこの数週間、レッドブルのシミュレータでトレーニングを積んできたという。そしてその作業が、レースシートに繋がっていることは知らなかったようだ。

「最初に、僕はシミュレータでテストを行った。でも、あんまり質問しなかったんだ」

 そうハートレーは語った。

「彼らは『一緒に来てくれ』と言って、僕はそれに『OK』と答えたんだ。オースティンのグリッドに並べるチャンスがあるなんて、僕は本当に知らなかった」

「それはすごい速さで起こったんだ。メディアが報じるよりそれほど前まで、僕が知ることはなかったんだ。そう言っておこう」

 F1に行くことを諦めていたのかと尋ねられたハートレーは、次のように答えた。

「今回のことを人に話した時、僕は”実感が湧かない”と言ったんだ。でも、夢は常にそこにあった」

「そんなことが本当に起こり得ると思えただろうか? 3〜4年前だったら、完全にノーだ」

「今年そんなことがあるなんて信じられただろうか? 夢は確かにそこにあった。でも正直に言って僕は27歳だ。歳を取るにつれて、その可能性は下がっていったと思ったし、確信できていなかった」

「彼らは明らかに僕とチャンスを掴んでいるし、宿題を終えた」

 ハートレーは、レッドブルを離れた時よりもはるかに強く、そして円熟したドライバーになってF1に戻ってくることができたと語る。

「僕は厳しい時間を過ごした」

 そうハートレーは語る。

「精神的には、今の僕はより強くなっている。それほど多くのミスを犯すことはないだろう。レーシングドライバーとして、これまでないほどに準備できている」

 ハートレーは来季、チップ・ガナッシのシートを得て、インディカーに参戦するという可能性も噂されている。しかしアメリカGPでのF1ドライブが、来季のトロロッソのフル参戦シートに繋がるのではないかと尋ねられたハートレーは、「そんなに先のことを見たいとは思わない」と語った。

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー ブレンドン ハートレー
チーム トロロッソ
記事タイプ 速報ニュース