ハートレー「LMP1車に再び適応するのに驚くほど手こずった」

ブレンドン・ハートレーはトロロッソからF1に参戦した後、ポルシェLMP1に戻ることは「驚くほどトリッキー」だったと語る。

 ブレンドン・ハートレーはトロロッソからF1に参戦した後、ポルシェLMP1に戻ることは「驚くほどトリッキー」だったと語る。

 2014年からポルシェLMP1チームのラインアップのひとりであるハートレーは、10月下旬に行われたF1アメリカGPとメキシコGPにトロロッソから参戦した。

 先週行われたWEC上海戦ではポルシェ919HYBRIDをドライブし、ドライバー部門とマニファクチャラー部門でチャンピオンを獲得したハートレーだが、F1マシンからLMP1車に再び適応するのは容易ではなかったと認めている。

「F1に乗った後、LMP1車に戻ると驚くほどやり辛かった。数年間も乗っていたマシンだから家に戻るような感覚があると思った」

「もう一度感覚を取り戻すために数周走ってみた。けれど頭の上にルーフがあるのと、座席の位置が違うことに違和感を覚えたんだ」

 ハートレーは2017年F1マシンに対し"ショッキングだった"、"予想外の驚きがあった"と語った。

「アメリカGPでは、ドライビング面でハイスピードを体感し大きなショックを受けた」

「本当に素晴らしかった。特に最初のセクターはそうだった。常に高いグリップ力とパワーを求めているが、予想外の驚きがあった」

「このレースは僕にとって挑戦になると思ったし、ドライバーやチームのレベルを測るのに最適なチャンスだった。それに対しては大きな驚きはなく、そこまで期待していなかった」

 今季の参戦でトロロッソから評価され、来季はフル参戦することが期待されているハートレーは、WECでドライブしてきた経験がF1マシンに適応するのに活かされていると語った。

「ここ数年のポルシェとの仕事によって、かなり円滑にF1に適応できたと思う」

「チームで働くスタッフ数や構成、プレッシャーが似ている。ポルシェからル・マンに参戦することは非常に大きなプレッシャーだった」

「僕はそういったものを対処することを学んだ。しかし他にも学ぶべきものがある。僕はまだ学ぶべきことがたくさんあることを理解している」

 F1とWECの参戦によって7週連続でレースに挑むハートレーだが、今年達成してきたことを振り返るための時間を確保することはまだできていないと主張した。

「あまり考えすぎないようにしている。WECでチャンピオンシップを獲得したことでさえ、まだ実感がないんだ。それを振り返る時間もなかった。次から次へとレースに挑まなくてはならなかったから」

「年末に帰国するまでは頭を整理することができないと思う。F1デビュー、ル・マンでの勝利、WEC王者になれたことは全て素晴らしいものだけど、ただ今は一歩一歩前に踏み出さなければいけない時だ。とにかく目の前のことに集中して、できるだけ睡眠時間を確保しようとしている」

Additional reporting by Jonathan Noble

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この記事について
シリーズ F1 , WEC
ドライバー ブレンドン ハートレー
チーム ポルシェ・チーム , トロロッソ
記事タイプ 速報ニュース