Stoffel Vandoorne

バンドーンのコラム:「日本のファンに最高のショーをお届けしたい」

マクラーレンのストフェル・バンドーンは、F1でのベストレースだと評したマレーシアGPを振り返り、日本GPへの展望を語った。

 マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは、2戦連続で7位フィニッシュを達成したマレーシアGPを振り返り、ホンダのホームレースである日本GPに向けた期待をmotorsport.comの独占コラムに語った。

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 シンガポールで力強いレースを戦った後、僕たちはマレーシアに向かった。セパンには長いストレートがあるので、マレーシアGPはシンガポールよりも難しいレースになると僕たちは思っていた。

 金曜日の結果を見ても、その考えは変わらなかった。僕たちが実際にどの位置にいるのか、測るのが難しかったからね。

 最初のフリー走行は対応するのが難しい天候だった。僕はその中でコースのことを学習しなければならなかった。その後の2回目のフリー走行は、ロマン・グロージャン(ハース)が排水溝のフタに接触してしまったことで赤旗が出て、セッション時間が短縮になった。

 だから、僕から見たら間違いなく理想的な1日ではなかったんだ。実際、クルマのことを完璧に感じてもいなかった。

 だけど、土曜日になって全てが良い方に変わった。僕たちはクルマにいくつかの、すごく素晴らしい変更を行った。そしてそれが、僕たちのセットアップの方向を少し違ったものにした。フェルナンド・アロンソのクルマには、僕が持っていないエアロパーツがついていたから、部分的に変更を行うことになったんだ。

 最後のフリー走行に入ってすぐ、僕はかなりの自信を感じることができたし、1ラップ目からクルマがすごく良くなっていた。僕たちは午前中に記録したペースを見て、予選が良いものになるという希望を持った。

 予選でトップ10に入れるチャンスがあると思ったんだ。Q1で良いラップをし、Q2で非常に力強いラップを記録できた時、全てが順調にいっていると感じた。

 Q3進出を決めたルノーやフォースインディア、そしてフェルナンドとどれだけ僅差かがわかったし、彼らのうちの何台かは倒すチャンスがあると思った。

 僕は最大限にプッシュし、ラップを完璧にまとめようとした。そして最終的に素晴らしい予選になったんだ。予選7番手で終えられて、前には(トップ3チーム以外は)フォースインディアが1台しかいなかったんだ。素晴らしかったし、ポジティブな驚きだった。

 レースの前には、フォースインディアやウイリアムズのマシンを抑えておくのは非常に難しいことだと思っていた。彼らは通常、レースコンディションで僕たちよりもかなり強かったからね。

 だけど、僕はとても素晴らしいスタートを決めて、2ラップ目には5番手を走っていた。しばらくの間そのポジションを守っていられたけど、セルジオ・ペレス(フォースインディア)の方がかなり速くて、抑えておくのが難しくなった。

 彼は最終的に僕を抜くための”道”を発見した。だけど僕たちはその後もプッシュを続けていた。素晴らしいピットストップを終えると、バトルをしている2台のウイリアムズの非常に近くでコースに戻った。あそこが、間違いなくレースのキーポイントだった。僕はターン1で、彼らを押しのけてターンインしていかなければならなかったんだ!

 その仕事が終わると、僕の後ろのランス(ストロール/ウイリアムズ)とのギャップをコントロールすることに努めた。彼をDRS圏内に入れないようにしなければならず、同時にタイヤと燃料も節約しなければならなかった。

 それは簡単なことではなかったけど、レースが終盤に近づきペースを上げられることがわかったんだ。最終ラップでは、後ろのウイリアムズとのギャップを大きく広げることができた。

 7位でレースを終え、ポイントを獲得したことでドライバーズチャンピオンシップでフェルナンドの前に出たと、多くの人がレース後に伝えてきた。だけどそれは、今それほど重要なことじゃない。僕たちはタイトルを争うポジションにいないからね。でも、チームのためにポイントを獲得することはいつでも重要なことだ。

 僕たちが、すべてのレースでポイントを獲得するのは非常に難しいことだとわかっているし、ポイント獲得の機会自体あまり多くはない。今シーズンはまだいくつかのレースが残っているし、もっと多くのポイントを獲得できればと思っている。そしてもし、シーズンが終わってもまだ僕がランキングで上にいたら、それは間違いなく良いことだよね。

 今回、僕がセパンでF1を戦ったのは初めてだったけど、マレーシアでのF1は最後だ。少なくとも近い将来はね。僕はマレーシアのファンの興奮と情熱に感謝しているし、なぜF1がマレーシアに来ることを何年も楽しみにしていたか、本当に理解できた。

 次は鈴鹿だ。本当に楽しみだよ。僕はスーパーフォーミュラでレースをしていた昨年、多くの時間を日本で過ごした。鈴鹿は世界でも最高のコースのひとつだし、F1マシンで走るのがとても楽しみだ。高速コーナーを走るのは、驚くほど素晴らしい体験になると僕は思っている。

 リザルトについては、何を期待できるか予想するのは難しい。僕たちは非常にポジティブな気持ちで週末に入る必要がある。日本のファンに素晴らしいショーをお届けできるように、最大限の力を発揮して頑張るよ。

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 マレーシアGP
サーキット セパン・インターナショナル・サーキット
ドライバー ストフェル バンドーン
チーム マクラーレン
記事タイプ 速報ニュース
Topic Stoffel Vandoorne