バンドーン、アブダビの苦戦原因はディフューザーの”詰まり”だった!?

アブダビGPでマシンのハンドリングに苦しんだバンドーン。その原因はディフューザーにテープが詰まったことが原因だったという。

 アブダビGPでハンドリングに苦しみ、「まるでラリーカーのよう」と訴えたマクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーン。その問題の原因は、マクラーレンのディフューザーに巻き込まれたテープだったという。

 バンドーンはアブダビGPの決勝序盤から、ハンドリングに問題があることを訴え、その解決方法を無線で問い合わせていた。レース後、バンドーンはMCL32について「ラリーカーのように感じた」と語り、マシンに何らかの損傷が及んでいたことが想像された。

 そんな状況でもバンドーンは完走を果たし、18人中12位でチェッカーフラッグを受けた。

 パルクフェルメから戻ってきたマシンをチームが調べた結果、チームが使っていないタイプの黒いテープが、ディフューザーに詰まっていたことが発覚。これがハンドリング悪化の原因となったようだ。

「ストフェルは、ディフューザーに多くのテープが詰まった状態で、レースの大部分を戦っていたと思う」

 バンドーンのエンジニアであるトム・スタラードはそうmotorsport.comに対して語った。

「ツーリングカーのチームがフロントバンパーを修復するのに使うような、強い粘着性を持った2インチのテープだった。レース終了時、ディフューザーの左側のフェンスにはまだ、20cmほどが貼りついたままだった」

「レース中は、このテープはもっと大きかったと思う。我々はDRSを開くことに相当するダウンフォースが失われていたと想定している。しかしDRSを開くのとは異なり、ドラッグ(空気抵抗)が減ることはなかった」

「またディフューザーへの影響は左右対称だったが、最終的にテープは左側にしか残っていなかった」

「22周目あたりでディフューザーが部分的に回復し、ストフェルのペースが改善された。この時点まで、ディフューザーが全面的に塞がれていたと考えている。しかしその後テープの位置が動き、左側のみが塞がれることになったのだろう」

「テープの元々の大きさは、50cmほどだったはずだと考えている」

 レースの第1スティントでバンドーンの真後ろを走っていたトロロッソのピエール・ガスリーからも、これを裏付けるような証言があったという。

「最初のスティントでストフェルの真後ろを走っていたピエール・ガスリーは、クルマが信じられないほどオーバーステアであり、またディフューザーの中で何かが羽ばたいているように見えたと言っている」

「これらのことを考えると、自分のクルマを完走させるだけでなく、6台のマシンを従えてフィニッシュしたストフェルは、信じられないような仕事をしたと思う」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー ストフェル バンドーン
チーム マクラーレン
記事タイプ 速報ニュース