







ストフェル・バンドーンは、マクラーレンがホンダよりもルノーと緊密な関係を築くことができていると語った。
3年間ホンダからパワーユニットの供給を受けてきたマクラーレンは早期に契約を打ち切り、2018年よりルノーと契約を交わした。
一方のホンダはトロロッソと契約を結び、バルセロナ公式テストで順調な走行を見せた。
ルノーとマクラーレンがどのような協力体制をとっているのか訊いたところ、バンドーンは次のように語った。
「これまではすべてうまくいっている。僕はホンダよりもルノーの方が、マクラーレンと文化が似ているからだと思う」
「とてもオープンな関係だ。誰かが間違いを犯しても、誰も責めたりしない。問題があってもすぐに解決策を見つけることができる」
彼はマクラーレンの雰囲気について、テスト中に問題が発生しても昨年とは"全く違っており、非常にポジティブな雰囲気"であると説明した。
「チームを加速させる変更が必要だったのかもしれない。いくつかの問題があっても、非常にポジティブなテストにすることができた」
「誰もがポジティブな気持ちであり、それが僕たちの大事なモチベーションになっている」
バンドーンはテスト3日目に6番手タイムを記録した。その日はフェラーリのセバスチャン・ベッテルが非公式レコードを記録しているが、そのタイムからは1.7秒ほど遅れていた。
「もちろん彼らは非常に速いが、僕たちは今シーズン、フェラーリやメルセデスに対抗しようとは考えていない」とバンドーンは語った。
「僕たちは常に改善する必要がある。改善をしないチームなどF1にはいない。マシンから良い感触が得られていても、解決すべき問題はないとは言い切れない」
「今のパッケージに満足している。セットアップではマシンのシステムを理解することができた」
Additional reporting by Erwin Jaeggi
この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | ストフェル バンドーン |
チーム | マクラーレン |
執筆者 | Matt Beer |