バーレーンテストを拒否するホーナー。「小規模チームに対する”いじめ”だ」

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バーレーンテストを拒否するホーナー。「小規模チームに対する”いじめ”だ」
Jonathan Noble
執筆: Jonathan Noble
2016/10/03 10:02

メルセデスが来季のプレシーズンテストの開催地として、バーレーンを推していることについて、ホーナーは”無責任だ”と語った。

Bahrain International Circuit sign
Bahrain flag
Bahrain atmosphere
ストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダMP4-31)
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB12
(L to R): Christian Horner, Red Bull Racing Team Principal and Toto Wolff, Mercedes AMG F1 Shareholder and Executive Director in the FIA Press Conference
Christian Horner, Red Bull Racing, Sporting Director
Max Verstappen, Red Bull Racing RB12

 motorsport.comが以前報じたように、2017年シーズンのプレシーズンテストについて、2回ともバルセロナで開催することにチームは合意している。

 F1のタイヤサプライヤーであるピレリは来年のマシンが、幅広になったタイヤにどのような影響を与えるか、シーズン中により近いコンディションで評価したいと考え、暖かい中東でテストを行いたいと希望していた。にもかかわらず、チーム側はコスト面なども考慮し、ヨーロッパ内で行うことに決定したのだ。

関連ニュース:F1チーム、2017年プレシーズンテストのバルセロナ開催に合意

 しかしながらメルセデスが、バーレーンでテストを行えるように、チームの支持を集めようとしていたことが、マレーシアGPの週末を通して明らかになった。2回目のテストをバーレーンに変更するか、2回目のテストをバルセロナかバーレーンのどちらで行うか、チームが選択できるようにするということで、バーレーンでのテストを実現させようとしていたのだ。

 このプランは、よりレースに近いコンディションでテストを行いたがっている、ピレリから支持を得ている。

 バーレーンでテストを行うというプランを実行に移すには、理論的にはすべてのチームの支持を得る必要がある。現在のF1のスポーティングレギュレーションには、2回のプレシーズンテストは、ヨーロッパにあるトラックでのみ行うと記載されているのだ。

 しかし、レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、レッドブルはこの動きに反対していることを明らかにした。そして小規模チームに財政的な負担を強いるようなことを、メルセデスが推進していることについて不満を表している。

「私の個人的な好みとしては、ヨーロッパにこだわるべきだと思う」と彼は説明した。

「おそらく、グリッドの65〜75%は予算に苦しんでいるし、資金繰りにも苦しんでいる」

「だから、新しいコンセプトのマシンを開発している時に、ファクトリーから遠く離れている場所でテストを行うというのは、財政的に無責任だと思える。その頃、2月の終わりから3月の始めのスペインはすでに暖かいしね」

「無いとは思うけど多額の助成金、あるいは、メルセデスがみんなの分のバーレーンへの貨物便の代金を、払ってくれるのでもなければ、テストを行うと脅し、命令するのは正直に言って少し無責任だと思う」

「我々はバーレーンに行く余裕のあるチームだが、バルセロナでテストを行う方が良いと、私は信じている」

 シーズンの前に、バーレーンでテストを行う価値についても、ホーナーは疑問を抱いている。

「我々はすでに、ピレリのタイヤをアブダビで3回テストしている。そのうちのひとつは12月の合同テストだ」と彼は語った。

「最初の数レースのタイヤは、プレシーズンテストの前に決定されてしまうのだから、必要以上に巨額の費用をかける道理が、私にはわからないよ」

関連ニュース:プレシーズンテストの前に、最初の5レースのタイヤコンパウンドをピレリが選択

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