「パフォーマンスの向上は最優先ではない」ホンダ、信頼性を重視

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トロロッソとの新たなパトーナーシップをスタートさせたホンダ。今季はまず、信頼性向上に焦点を当て、テストに挑んだという。

 ホンダは、2018年仕様の最初のスペックのパワーユニット(PU)を、パフォーマンスよりも信頼性を重視して開発してきた様だ。

 ホンダは、苦戦続きだったマクラーレンとの3年間に終止符を打ち、今年からトロロッソとの新たなパートナーシップをスタートさせた。これに伴い、F1プロジェクト総責任者を務めてきた長谷川祐介が研究所の主席研究員に異動となり、新たに田辺豊治がテクニカルディレクターを務めることになった。

 昨年、多くのトラブルに見舞われたホンダは、2018年用PUの開発に際し、信頼性の向上に焦点を当てたという。

 この日から始まったテストにホンダが投入したPUは、あくまでテスト仕様。今後開幕戦に向け、幾つかの改良が施されるという。そして開幕戦に持ち込まれる最初の仕様のPUが期待通りの信頼性を発揮すれば、シーズン後半に向けてパフォーマンスを向上させるためのアップグレードを加えていくという。

 今季、各ドライバーがペナルティなしで使うことができるPUは、年間3基までと規定されている。今季は21戦で争われるため、1基で最低でも7戦は戦い切らなければならない計算だ。そしてスケジュール通りに進めることができれば、第8戦フランスGPで、アップデート版となる2基目のPUが投入されることになる。

「今年の我々のアプローチは、まずシーズンの初めに信頼性を重視することでした」

 ホンダのモータースポーツ部長である山本雅史は、motorsport.comにバルセロナでそう語った。

「我々には高い信頼性があることを確実にしなければなりません。それが、この冬の間に取り組んできたことです。冬のテストの間にどんなことが起きるのか、見てみることにしましょう」

 山本部長はそう語った。

「我々は依然として4番目のメーカーです。今年は、信頼性を確保する最初の年にします。そして我々は、今年中にパフォーマンスを改善していくつもりです」

「まずは1回目と2回目のテストに集中したいと思います。今回持ち込んでいるパワーユニットはテスト仕様なので、全体的なパフォーマンスについては明確にコメントすることはできません」

「パフォーマンスについては、もう少しもたらすことができるモノがあります。そしてここまでの信頼性については、満足しています。ただ、まだテストすべきことはたくさんあります」

 テスト初日のトロロッソ・ホンダは順調に走行。ブレンドン・ハートレーのドライブにより、93周を走破した。この走行距離は、全10チーム中3番目の長さであった。

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この記事について
シリーズ F1
チーム トロロッソ
記事タイプ 速報ニュース