






ルノーのジョリオン・パーマーは、カルロス・サインツJr.(トロロッソ)の移籍によって来年のルノーのシートを失うことになったが、将来の心配はしていないと語った。
シンガポールGPの金曜日、ルノーはサインツJr.が来シーズンからチームに加入することを正式に発表した。なおサインツJr.はレッドブルとの契約を残したままの移籍となる。
パーマーは今シーズン中にシートを失うことを否定し、シンガポールGPを含めた残り7レースには出場すると話していたが、今や来シーズンはルノーに留まることはできないと理解している。
「インターネットで記事を読んで、そのことを知った」とパーマーは語った。
「そしてそれが本当だということもわかっている。何人かの人たちと話をしたし、そういうことだ」
「もちろん、今年は自分の仕事をしてきたと思っている。でもタフな年だったから、チームは他のドライバーを探していた。でもシーズンが終わるまでどうなるのかは誰にもわからないし、昨年のこの時期にも同じように感じていたはずだ」
「今もマシンに乗った時はできる限りのベストを尽くそうと集中している。何も変わらないし、堂々とやってシーズンを終えたい」
「失うものは何もない。僕に何ができるのかということを示すチャンスだ」
ルノーはシーズン終了を待たずにパーマーとサインツJr.を交代させようと試みており、次戦マレーシアGPでその交代が起こるのではないかとも言われていた。しかしこれまでのところそれは否定されており、チームはシーズン終了までパーマーを起用するという契約を遵守するのではないかと推測されている。
自分を必要としていないチームに居続けるのは落ち着かない状況ではないかと尋ねると、パーマーは「みんなが何を知っているのか知らないけど、それについてはコメントしたくない」と話した。
また彼は、まだ2018年のことを考えていないと語った。
「それほどたくさんのことを考えていない。でも来年のことも楽しみにしているし、状況も違うものになるだろう。自分にできないこともわかっている。それに決断を下す時間もある。将来のことは心配していない。ワクワクする時間だ」
「将来のことがわかるのはそう遠くない。F1内外で他のチャンスを見ることもできる。何をするのかを決めるのに急いでいない」
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この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | ジョリオン パーマー |
チーム | ルノーF1チーム |
執筆者 | Adam Cooper |