パーマー、今季中のシート喪失を否定「あと7レース乗れる契約がある」
ルノーのジョリオン・パーマーは、自分がシーズン末までシートを確保できないとの”憶測”を否定し、契約により残り7レースに参戦できると主張した。










マクラーレンやホンダ、トロロッソ、ルノー間のパワーユニットに関連する交渉の中で、カルロス・サインツJr.が今季中にもトロロッソからルノーに移籍し、早ければマレーシアGPからルノーのマシンに乗ると噂されている。しかし、その際にシートを明け渡すことになるとみられるジョリオン・パーマーは、これを否定している。
実際、関係者の話によればルノーはまだ今季中にサインツを起用するための契約を完了できていないようだ。
メディアと顔を合わせる直前に、チーム代表のシリル・アビテブールと”腹を割って”話し合ってきたというパーマーは、シーズン途中のシート喪失を熱心に否定した。
「僕には契約がある」と彼は語った。
「今季はあと7レース残っている。これまでの35レースで、僕が次のレースではいないんじゃないか、あと数戦でいなくなるんじゃないかと言われてきた」
「僕にとっては、別に新しいことじゃない。何の効果もないよ。同じことだ。ほとんどのレースで同じだった。だから何も変わらない」
「残りは7レースだ。マレーシアにも出るし、アブダビまでレースをする」
2018年の見通しについて彼に訊くと、彼は次のように答えた。
「将来について話すことは、別に気にならないよ。何が起こるかはわかっている。今後、おそらくそう遠くないうちに発表されると思う」
「僕は今後のことについてワクワクしている。あまりそんな風に考えたことはないけど、今後の予定に興奮しているんだ」
今季、未だポイントを獲得できていない彼は、”厳しい年”を終わらせることに完全に専念していると、はっきり答えた。
「自分の仕事に集中するだけだ。それ以外のことに注意を払わないようにしている」
「今季残りの7レースで、自分に出来る限りのことをしようとしている。言うまでもなく、厳しい1年だった。ポイントは獲得できなかったけど、ここ2レースはその中でもマシだった」
「パフォーマンスはそこそこだったと思う。最終的にポイントを獲得できることを願っている」
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この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | カルロス サインツ Jr. , ジョリオン パーマー |
チーム | ルノーF1チーム , アルファタウリ・ホンダ |
執筆者 | Adam Cooper |