パーマー、19位に終わった予選パフォーマンスに”意気消沈”
難しい予選を過ごしたルノーのジョリオン・パーマーは、セッション後「悪い仕事だった」と落ち込んでいた。










ルノーのジョリオン・パーマーは、「最高の金曜日だ」とマレーシアGP初日を評価していた。しかし予選では、チームメイトのケビン・マグヌッセンが14位を獲得したのに対してパーマーは19位に終わり、Q1敗退を喫してしまった。
「がっかりしている。なぜなら、今回は良い結果を出すチャンスだったのに、僕はそれをできなかったんだ」
「本当に残念だ。FP2とFP3ではとても良さそうに見えていたからね。でも、予選では全然うまくいかなかったんだ」
「レースペースはとても良かった。すべてのことが正しい方向を向いていると思っていたけど、予選ではすべてがダメになってしまったんだ」
「Q2に進出することを期待していたのに、今回のような結果でセッションを終えてしまえば、それはかなり憂鬱なことだ」
「明日何ができるか考えてみよう。しかし、明らかなことだけど、スタート時にマノーの2台と(フェルナンド)アロンソの3台だけより、もっと多くのマシンがミラーで見えた方が良いよね」
直線&高速コーナーで苦労
パーマーは予選で苦労した原因について、ストレートスピードと高速コーナーでの安定性の欠如だと指摘した。
「ストレートスピードは遅いよ。すべてのストレートで、僕は2km/h遅いんだから。僕らはその理由を検討する必要がある」
そうパーマーは説明した。
「ハイスピードコーナーでなぜリヤのグリップを失ったのかも、理解する必要がある。はっきりとそうなっていたんだ。それは、実際に予選の最初のラップで証明されている。僕はFP3でやったのと同じように走っていたんだけど、リヤが流れてしまい、そのラップを失ってしまった。そして2回目のアタックのために、高速コーナーを楽にクリアできるように、セットアップを妥協したんだ」
「2回目のアタックでは、僕は最終コーナーまで全くミスをしなかった。しかし、その時点で僕は遅れていたから、最終コーナーをさらにハードにプッシュしたんだ。しかし、取り戻すことはできなかった」
来季契約の不透明さは、プレッシャーではない
ルノーはまだ、2017年のドライバーラインアップを発表していない。そのため、パーマーの来季も不透明なままだ。パーマーはその状況が、予選でのパフォーマンスに影響を与えたわけではないと主張する。
「僕は、今回が良い仕事をするための絶好なチャンスであることを知っている。なぜなら、この週末、本当に良い感じだからね」
そうパーマーは語る。
「とにかく予選で良い仕事をする必要がある。でも、悪い仕事をしてしまった」
「もちろん、来季の契約がまだないということは、心の中にある。そして良い仕事をしたいんだ。しかし、たとえ何が起こっても、僕は予選で最大限プッシュしている」
「僕はそのプレッシャーに責められているとは言わない。明らかに予選では、何らかの理由で僕は良い仕事ができなかった」
この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | マレーシアGP |
ロケーション | セパン・インターナショナル・サーキット |
ドライバー | ジョリオン パーマー |
チーム | ルノーF1チーム |
執筆者 | Valentin Khorounzhiy |