ヒュルケンベルグ「ルノーが上位チームになるのにあと2〜3年は必要」

ヒュルケンベルグは、ルノーがメルセデスらと対等に渡り合うためにあと2~3年は必要であると語った。

ヒュルケンベルグ「ルノーが上位チームになるのにあと2〜3年は必要」

 ニコ・ヒュルケンベルグは、ルノーがメルセデスなどのトップチームと対等に渡り合うためにあと2~3年は必要であると語った。

 2016年、ルノーはロータスを引き継ぐ形でワークス参戦復帰を果たした。当時のロータスは資金不足に喘いでおり、チームの内情は惨憺たる状況だった。そのためルノーは、買収した後ファクトリーの設備を改善するための多額な投資を行い、トップチームへの返り咲きを目指してきた。

 F1に復帰してから今年で3シーズン目を迎えるルノーだが、現在もチーム体制の基盤を作るための投資を継続している。そのため、ルノーがメルセデスやレッドブルのようなトップチームになるまでにまだ時間がかかるとヒュルケンベルグは語った。

「新しいファクトリーや設備のための投資分が真価を発揮するのは、これから2~3年後になる。まだ動き始めていなくとも、僕たちはそれを理解している」

「そういった準備期間は常に必要だ。どのチームも同じようなことをしてきた。例えばメルセデスを見てみてほしい。彼らが戦闘力を得るにはどのくらいの年月がかかったのか? そしてその当時彼らのポジションはどこだったのかということをね。レッドブルにだって同じことが言える」

「F1はルールが絶え間なく変化するため、ゲームも変化し続けている。この非常に複雑なスポーツの中で、トップチームになるまでには2~3年は要する」

「それにチームは常に変化に適応し続けなければならないため、新しい人材やアイデアが必要になる」

 ルノーは2005~06年シーズンにコンストラクターズチャンピオンを獲得している。しかし、2009年に起きたクラッシュゲート事件が引き金となって、ルノーF1チームの所有権がジニー・キャピタルに移った。しかしチームは、その後満足に投資できるだけの予算が不足していくようになった。

 現在のルノーのファクトリーについてヒュルケンベルグは次のように語った。

「それを急成長というのかはわからないが、ファクトリーでは多くの物事が絶えず動きつづけていることを実際に見ることができる」

「チームの歴史を遡れば、ルノーは非常に悪い状態のチームを買い戻して、新しくファクトリーを作り直した」

「そのチームを2週間で立て直したいと思ったとしても、それは難しい話だ」

 2017年シーズン、ルノーはトロロッソとハースを上回り、コンストラクターズランキングで6位となった。

「シルバーストンでのアップグレード投入により、2017年シーズンの形勢は大きく変わった」とヒュルケンベルグと語った。

「シーズン後半に僕たちはトップ10に定期的に入ることができるようになった」

「しかし外から見えないところで、僕たちは直面した問題のせいで多くのチャンスを逃した。その原因はチームの歴史に関係している」

「僕たちはこれらの問題を乗り越えていかなくてはならない。現状では予想以上のことができているし、2018年とそれ以降はより競争力があり、全体的に改良されたパッケージを手にできるはずだ。そしてそれを成功させ、正しいことを行っていく。間隔を空けずに、それを続けていくんだ」

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この記事について

シリーズ F1
ドライバー ニコ ヒュルケンベルグ
チーム ルノーF1チーム
執筆者 Jonathan Noble