ピレリタイヤの奇妙なバイブレーション問題、イタリアでも発生か?

ピレリは、ベルギーGPで発生したタイヤのバイブレーション問題が、今週末のイタリアGPで再発する可能性があると考えている。

 先週末にスパ・フランコルシャンで行われたベルギーGPでは、リヤタイヤが低速コーナー出口で奇妙に変形することで、振動が起きるという問題が何台かのマシンに発生していた。タイヤサプライヤーであるピレリは、この問題の原因を今も追求している。

 このような現象が目撃されたのは、今回のベルギーGPが初めて。ピレリはタイヤの構造に悪影響が及ぶ可能性はないとしているが、タイヤの振動によりランス・ストロール(ウイリアムズ)のマシンがダメージを負っており、予選Q1で敗退している。

 ピレリのF1レーシングマネージャー、マリオ・イゾラはこの現象が次戦イタリアGPが行われるモンツァでも生じる可能性はあるものの、スパほど極端な現象にはならないと考えているようだ。

「ビッグブレーキングや、低速のシケイン出口で大きなトラクションをかけることがあるため、(モンツァで)再び起こる可能性がある」とイゾラは語った。

「しかし、我々はグリップレベルや路面の粗さといった要素も理解しなければならない。モンツァで同じ問題が起きるかどうかは確信できない」

 イゾラは、ベルギーGPで何が起こったのかをよりよく理解するために、イタリア・ミラノにあるピレリのファクトリーで今週末も作業を行っていくと述べた。

「我々は、振動の周波数を調べている。調査は続ける予定だ」

「それは新しい現象だ。(過去には)我々のタイヤのサイドウォールで同じようなことが起きたが、今回はトレッド面で起きている」

「我々がチームと話したところ、彼らは問題が起きないことに自信を持っており、レースは大丈夫だと思っていた。そして、彼らは正しかった」

「我々は調査のため、レース週末に使われたタイヤを数多く切断して調べたが、何らかの結論に至るような証拠は発見できなかった」

「だから、我々は調査と検査を続けていく必要がある。低速でトラクションをかけた時に問題が起きているので、この現象はトラクションの影響を受けている。これから、レースにおけるデータも検証していくつもりだ」

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シリーズ F1
記事タイプ 速報ニュース