ピレリ「スーパーソフトタイヤは劣化が激しく、決勝には不向き」

ピレリはFP1からFP3の間でタイヤの計測を行い、スーパーソフトのデグラデーションが特に激しいことを認めた。

 F1アメリカGPの決勝でデグラデーションの激しいスーパーソフトタイヤを使用しないという選択は、大きなアドバンテージをもたらすだろう。FP3でのメルセデスは、特にソフトタイヤに注力していた。

 メルセデス勢はFP3を、ルイス・ハミルトンが1分37秒7で5位、それを上回るニコ・ロズベルグが1分37秒4で4位という結果で終えた。しかしふたりのタイムはソフトタイヤ装着時のものであり、スーパーソフトでの最後のタイムアタックは明確に計測できていない。

 一方、FP3で1分38秒4のフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)が10位に入ったことで、メルセデスとレッドブルは、ソフトタイヤでもさしてリスクもなくQ2に上がることができると考えられる。

 昨日のFP2の後、ピレリのテクニカルチーフであるマリオ・イゾラは、デグラデーションの激しいスーパーソフトを決勝スタートで使うことはかなり困難であることを認めている。

「ミディアムタイヤでデグラデーションの計測をした。かなり安定しており、一貫性のあるタイムを計測することができた」とイゾラは語った。

「ソフトはその中間で、スーパーソフトはかなり激しいデグラデーションとなった」

「今日のラップタイムを見ると、ソフトとスーパーソフトのタイム差は約1秒の範囲内だった。我々はもう少しギャップがないものだと想定していた。我々の想定では0.8秒だった」

「予選は1ラップ勝負になるだろうし、チームはスーパーソフトを使用するだろう。ミディアムタイヤとソフトタイヤは決勝と相性が良い様に見える」

「日曜日の天気予報では、今日よりも熱くなる予報だ。おそらく気温も上がるだろう。スーパーソフトよりも、ソフトやミディアムが良い仕事をしてくれるに違いない」

 またイゾラは、上位チームがどの様にソフトタイヤを使うのかを予想した。

「予選のQ2でソフトタイヤを投入するドライバーは、決勝でソフト−ソフト−ミディアムの2ストップ作戦を選ぶだろう」

「Q3でスーパーソフトを使用するドライバーは、フル給油状態で最初のスティントを走ることになる。そのスティントは短い区間になるだろう。なぜならタイヤが磨耗するのではなく、デグラデーションするからだ」

「デグラデーションの激しいタイヤを維持することは意味を成さない。おそらく彼らがマネジメントしたとしても、僅かなペースしか改善できないだろう。まあ、実際のレースになってみないとわからないが。彼らの場合、おそらくスーパーソフト−ミディアム−ミディアムか、スーパーソフト−ソフト−ミディアムのいずれかを選択できると思う」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 アメリカGP
サーキット サーキット・オブ・ジ・アメリカズ
チーム メルセデス , レッドブル
記事タイプ 速報ニュース