ピレリ、各コンパウンドの最大走行周回の推奨値を発表

シェア
コメント
ピレリ、各コンパウンドの最大走行周回の推奨値を発表
Jonathan Noble
執筆: Jonathan Noble
2016/07/10 9:51

ピレリはオーストリアGPでのセバスチャン・ベッテルのタイヤバーストを受け、各タイヤの推奨最大ラップを発表した。

Nico Rosberg, Mercedes AMG F1 W07 Hybrid
Sebastian Vettel, Ferrari SF16-H leads team mate Kimi Raikkonen, Ferrari SF16-H
Kevin Magnussen, Renault Sport F1 Team RS16
Sebastian Vettel, Ferrari SF16-H
Pirelli show tyres

 オーストリアGPの決勝レース、ベッテルはスタートでスーパーソフトを履き、最初のスティントを他車より大きく伸ばした。しかし最終的には右リヤタイヤがバーストしてしまい、リタイアに終わっている。

 この原因についてはデブリなどの外的要因と結論付けられたが、フェラーリがタイヤの性能を超えて長く走りすぎたのではという憶測が絶えなかった。

 この状況をクリアにするため、ピレリは今回、各コンパウンドの最大走行距離の推奨値を公にした。ピレリはリリースで、「我々のアドバイスは、この数を超えていない」と語る。

 ピレリが明かした各コンパウンドの最大周回数の推奨値は、ハードが26周、ミディアムが28周、ソフトが15周となっている。

 ハードの方がミディアムよりも走行距離の推奨値が短くなっているのは、ドライバーがハードタイヤでグレイニングを経験しているからだという。

 この推奨値は規制ではないので、それ以上の距離を走ったチームがあったとしても、罰則が課せられることはない。

 ピレリはこのようなアドバイスを毎戦行う必要性を感じておらず、タイヤに大きな負荷がかかり、その寿命が重大な要因に繋がる可能性がある場合のみ、明らかにするという。

 なお、イギリスGPでピレリが計算する最速の戦略は、ソフト(12周)-ソフト(12周)-ミディアム(28周)の2ストップであるという。2番目に速いのは、ソフト(12周)-ソフト(12周)-ソフト(12周)-ミディアム(16周)の3ストップ戦略であるという。

 なお、最も遅い戦略はソフト(12周)-ミディアム(20周)-ミディアム(20周)の2ストップであるという。

 ミディアムタイヤは多くのドライバーが新品を残しているものの、新品のソフトタイヤを決勝に残しているのは、ニコ・ロズベルグ(1セット)、マーカス・エリクソン(4セット)、ジェンソン・バトン(2セット)の3人のみであり、ソフトを多用する戦略は、それ以外のドライバーには立て辛いかもしれない。

次の F1 ニュース
ホンダ長谷川祐介氏に訊く「残り10トークンは出力向上に使いたい」

前の記事

ホンダ長谷川祐介氏に訊く「残り10トークンは出力向上に使いたい」

次の記事

エリクソン、イギリスGP決勝出走にゴーサイン

エリクソン、イギリスGP決勝出走にゴーサイン
Load comments

この記事について

シリーズ F1
イベント イギリスGP
ロケーション シルバーストン
ドライバー セバスチャン ベッテル 発売中
チーム フェラーリ 発売中
執筆者 Jonathan Noble
記事タイプ 速報ニュース