フェラーリ、ベッテルのエンジンにダメージがないことを確認

セバスチャン・ベッテルがシンガポールGPで使っていたエンジンは、ダメージを受けていなかったようだ。

 シンガポールGPの1周目、マシンに大ダメージを負ってリタイアすることとなったフェラーリのセバスチャン・ベッテル。そのマシンに搭載されていたエンジンには、ダメージが及んでいないことが確認されたようだ。

 ベッテルはシンガポールGPのスタート直後にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)及びキミ・ライコネン(フェラーリ)と接触した。フェルスタッペンとライコネンは、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソを巻き込むようにしてターン1のアウト側ランオフエリアに滑っていき、その場でリタイアとなった。ベッテルは現場を走り去ったが、マシンの左側面に大きな損傷を受けており、そこから漏れた液体に乗るような形でスピン、単独クラッシュを起こし、結局1周目でのリタイアを余儀なくされた。

 ベッテルのマシンはマラネロのファクトリーに戻され、搭載されていた内燃エンジン(ICE)はチェックを受けた。その結果、シンガポールでベッテルが使っていたICEはダメージを受けておらず、今後のレースでも引き続き使うことができることが確認されたようだ。このベッテルのICEは、今季3基目のモノであった。

 ベッテルとライコネンは、これまでICE、MGU-H、MGU-K、エナジーストア(バッテリー)、コントロールエレクトロニクス(CE)は3基目を投入。ターボチャージャーは最後の1基となる4基目を投入している。つまり、次にターボチャージャーを交換すると、10グリッド降格ペナルティを受けることになる。

 しかしフェラーリは、次のマレーシアGPで新仕様のICEを投入する予定とされている。つまりベッテルとライコネンは、年間で使用が許されている最後のICEを投入するということになる。

 イタリアGP以降に投入されるエンジンは、走行100kmあたりのオイル消費量を0.9リットル以下に抑える必要がある。つまりフェラーリの4基目のエンジンは、このオイル消費量を遵守する必要がある。

 一方、フェラーリ最大のライバルであるメルセデスは、イタリアGPの1戦前のレースであるベルギーGPで4基目のエンジンを投入。当時は100kmあたり1.2リットルのオイルを使うことが許されていた。

 燃料と共にオイルを燃焼させ、パワーアップを図っているエンジンがあるのではないかという”疑惑”があったため、オイル使用量の制限が加えられることとなり、現在に至っている。

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー セバスチャン ベッテル
チーム フェラーリ
記事タイプ 速報ニュース