フェラーリ&レッドブル「いかなる状況でもメルセデスは速い」
ベッテルとリカルド、フェルスタッペンはメルセデスのブラジルでの速さを認め、彼らがブラジルを制する恐れがあると考えている。

フェラーリのセバスチャン・ベッテル、そしてレッドブルのダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンはメルセデスがブラジルGPを制するだろうと考えている。
メルセデスのルイス・ハミルトンは金曜日に行われたふたつのセッションを首位で終え、そのチームメイトであるバルテリ・ボッタスは2番手につけた。
FP2ではリカルドが3番手となったがハミルトンからは0.2秒遅れ、4番手のベッテルも0.3秒差つけられた。
「メルセデスに対峙するのは困難なことだ」とベッテル。
「あらゆるコンディションやどんなタイヤコンパウンドを履いてもそうだ。どちらかというと僕たちはレッドブルと接戦で争っている」
「マシンのバランスを微調整することができるため、予選とレースではもう少しペースアップすることができるだろう」
パワーユニット交換により10グリッド降格ペナルティを受けるリカルドは、次のように語った。
「メルセデスはたくさんの燃料を搭載した状態でも、とても速い」
「燃料が少ない状態でもかなり速いように見えるが、燃料をたくさん積んでいても彼らは速い」
「フェラーリと比較すると僕たちはそこまで悪くないように思う。でもメルセデスは常に良いペースを保てているようだ」
「マシンは比較的上手く作動していたと思う。今夜少し変更を加えると思うが、そこまで大掛かりなものにはならないだろう。僕たちはフェラーリと戦うために備えるつもりだ」
最近の4レースで2勝挙げたフェルスタッペンは、レッドブルのシャシーを賞賛し、今週末も良い結果が期待できそうだと語った。
「メルセデスは速いと思う。でも改善することができれば僕たちは彼らと対等に戦うことができそうだ」
「最近のレースでレッドブルは最も速いマシンを用意することができた。まだトップスピードが足りないだけで、マシンそのものはかなり良いと思っている」
「ソフトタイヤでのペースは、メルセデスはとても速いように見える。通常であれば彼らはこのタイヤと相性が悪いはずだから、もっとソフトタイヤを活かす余地はあるはずだ」
「まだ改善すべきところがある」
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | 第19戦ブラジルGP |
ロケーション | ホセ・カルロス・パーチェ・サーキット |
執筆者 | Lawrence Barretto |