フェラーリ「来年はライコネンが調子を取り戻す最後のチャンスになる」

フェラーリ会長は来年ライコネンがパフォーマンスを改善できなければ、2019年に代替ドライバーを立てる可能性があると示唆している。

 フェラーリ会長であるセルジオ・マルキオンネは、キミ・ライコネンがパフォーマンスを改善できなければ、フェラーリは2019年に代わりとなるドライバーを立てる可能性があると示唆している。

 最近のF1では最年長である38才のライコネンは、2014年よりフェラーリに再加入。しかし、これまでの4シーズンで1度もレースで勝利できていない。

 一方、ライコネンの現在の同僚であるセバスチャン・ベッテルはこれまでの3年間で8度レースで勝利し、ランキング上でもライコネンよりも好成績を収めてきた。

 ライコネンは2018年シーズンに向けて1年間のドライバー契約をチームと交わしたが、マルキオンネはライコネンがさらなる契約を交わすチャンスを獲得するのであれば、以前のパフォーマンスを取り戻す必要があると考えている。

 マルキオンネはライコネンに対し一貫性を持つことが必要不可欠であると明言し、時にライコネンが"休憩を取っている"ような感じがしていたと述べた。

「ライコネンの調子が戻れば、彼のドライブは神懸かっていると個人的には思う。我々はそれを取り戻す必要がある」

「物事がうまくいっていれば、彼のドライブを見ているのは嬉しいことだ。しかし彼は信じられないほどに冷めている。そうでなければ、彼は時折休憩をとっているようにも見える」

「彼はパフォーマンス面で一貫性を持つことが必要だが、モナコで見せた良いパフォーマンスを他のサーキットでも発揮できるようにすることが重要だ」

「おそらく来年がそのパフォーマンスを取り戻す最後のチャンスとなるだろう。もし彼が持つ本当のポテンシャルを発揮できぬままにF1を離れることになれば、それは残念なことだ」

 マルキオンネは、フェラーリがライコネンの代わりを探すことになれば、F2王者となったシャルル・ルクレールのような若いドライバーをフェラーリに迎えることになると語った。

「我々は(マックス)フェルスタッペンや(アントニオ)ジョビナッツィ、ルクレールのように素晴らしいドライビングスキルを持ち、ドライバー市場の中で大きな変化をもたらすことができるドライバーを見ている」

「私はその中でルクレールを選んだことに満足している」

「ライコネンがもし正しいパフォーマンスを見つけることができなければ、その代わりは若いドライバーが務めることになるだろう」

ベッテルの反省点

 さらにマルキオンネは、ベッテルに対し2017年シーズンのメルセデスのルイス・ハミルトンとのバトルの中で起こしたミスを反省し、そこから学ぶ必要があると語った。

 しかしマルキオンネは、アゼルバイジャンGPでハミルトンに"体当たり"する事件を起こしたベッテルの怒りは彼の弱点としては見ていないと語った。

「それが弱点や性格の問題なのかはわからない。しかし彼の怒りが彼の弱点だとは思わない。ベッテルはまるで”南イタリアの男”のようだ」

「彼は今年、何度かミスをする場面があったが、彼はそういった状況から学んでいると思う」

「私にはドライバーに優勝を争えるだけのマシンを与えなければならない義務がある。2016年はそうはいかなかったが、2017年は素晴らしいマシンを与えることができた」

「彼には彼のやるべきことがある。だが彼はそれを心得ている」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー キミ ライコネン , セバスチャン ベッテル
チーム フェラーリ
記事タイプ 速報ニュース