フェラーリ、PUアップグレードをモンツァに延期し、信頼性確立へ
執筆: Franco Nugnes
フェラーリは、メルセデスに追いつくためのパワーユニットのアップグレードの投入を、モンツァに延期する可能性がある。






フェラーリは、まだ今シーズンの初勝利を追い求めており、エンジンの性能を前進させれば、豊富なポテンシャルが発揮できると信じている。
その改良は、チームが持つ残り3つのパワーユニット開発トークンを全て消費する形で行われる。マラネロの本部は、今回のアップデートについて、今シーズンのどのマニュファクチャラーが行ったアップグレードよりも攻撃的なものとなると語っている。
パフォーマンス改善について非常に効果的なこのアップデートは、準備ができているものの、チームは導入を待つべきだと感じているようだ。
なぜならモンツァまで導入を延期することで、チームはテストベンチで、信頼性の問題をチェックすることができる。そしてエンジンの使い方について、より理解することができるからだ。
また、セバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンが使用している現在の仕様のパワーユニットは、まだ4レース(オーストリア、イギリス、ハンガリー、ドイツ)しか使われていないということもあり、新しいパワーユニットを導入するには時期尚早であるとも言える。それ以前の仕様のパワーユニットは、ロシアからバクーまで問題なしで走行できていたのだ。
新しいパワーユニットの導入を延期することで、今週スパで行われるベルギーGPではポテンシャルを制限されることになる。しかしチームは、バーレーンGPでの信頼性の問題により、ベッテルがすでに4基目のパワーユニットを使用していることも重視しなければならない。
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | イタリアGP |
ロケーション | アウトドローモ・ナツィオナーレ・ディ・モンツァ |
ドライバー | キミ ライコネン , セバスチャン ベッテル |
チーム | フェラーリ |
執筆者 | Franco Nugnes |
フェラーリ、PUアップグレードをモンツァに延期し、信頼性確立へ
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