フェルスタッペンに無罪判定。Q3でのボッタスへの進路妨害は責任なし
フェルスタッペンは、メキシコGPの予選でボッタスのアタックを妨害した疑いで審議対象となったが、罰則は科せられなかった。

レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、メキシコGPの予選でメルセデスのバルテリ・ボッタスのアタックを妨害した疑いで審議対象となったが、罰則は科せられなかった。
ボッタスは予選Q3の最初のアタックラップで、減速していたフェルスタッペンを避けようとしてタイヤをロックさせてしまった。
この結果ボッタスは貴重なアタックのチャンスを失うことになり、予選後メディアに対し”台無しにされた”としてフェルスタッペンにペナルティを科すべきと主張した。
この件についてはスチュワードも審議対象とし、フェルスタッペンに対する事情聴取も行われたが、結局何のペナルティも科せられることはなかった。
スチュワードは、以下のように声明を発表した。
「スチュワードは、複数の角度のビデオの証拠、カーナンバー33への無線、マックス・フェルスタッペン(カーナンバー33のドライバー)とバルテリ・ボッタス(カーナンバー77のドライバー)及びチーム代表者からの証言について調べた」
「カーナンバー33のドライバーは、無線とミラーによって、カーナンバー77がホットラップで近付いてくるのを明らかに分かっていた」
「彼はターン12の出口で、カーナンバー77を妨害しないようにレーシングラインから移動した」
「カーナンバー33のドライバーは、レーシングラインからゆっくりと移動した。それがカーナンバー77に影響を及ぼした可能性がある。しかしスチュワードは、これを妨害だったとは考えていない」
この判断の結果、フェルスタッペンは予選結果通り2番グリッドからレースをスタート、ボッタスも4番手からレースに挑むことになる。
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | 第18戦メキシコGP |
ロケーション | アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス |
ドライバー | マックス フェルスタッペン |
チーム | レッドブル・ホンダ |
執筆者 | Valentin Khorounzhiy |
フェルスタッペンに無罪判定。Q3でのボッタスへの進路妨害は責任なし
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