フェルスタッペンは”結果を受け入れるべき”だと助言するライコネン

ライコネンは、フェルスタッペンはたとえ不当だと感じたとしても、アメリカGPで科されたペナルティを受け入れるべきだと語った。

 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、アメリカGP決勝のファイナルラップでフェラーリのキミ・ライコネンをパスし、3番手でチェッカーを受けた。しかし、オーバーテイクの際にトラックリミット違反があったとして5秒のタイムペナルティを受け4位となった。

 ペナルティを科したスチュワードは、フェルスタッペン本人やレッドブル、そして多くのF1ファンから、トラックリミットの規制について一貫性がないとして、大きな批判を浴びることになった。

 一方、フェルスタッペンのペナルティにより3位を確保したライコネンは、8月のベルギーGPで黄旗無視での減速を怠ったとして10秒のストップ&ゴーペナルティを科された際、これを”無意味”だとスチュワードを批判していた。ただ彼は、ペナルティがいかに厳しいものであっても、最終的に下された決定を受け入れるのもF1の一部だと考えている。

「それを受け入れなければならない」とライコネンは語った。

「時にはそれが残酷だと感じることもあるし、自分にとって都合がいいこともある。しかし、それはそういうものだ」

 アメリカGPのスチュワードの中には、元フェラーリドライバーのミカ・サロも含まれていた。これについてライコネンは「誰もが、”ああ、ミカ・サロがフェラーリを助けた”と言っていたが、スパでも彼はスチュワードだった。そして、僕に何の意味もないペナルティを科した」と述べた。

「僕はこれまで大したことない理由で多くのペナルティを受けてきた。少なくとも僕は無意味だと思っているような理由でだ。しかし、次の機会には違うことをして、違う結果を出そうとしてきた」

「彼ら(スチュワード)も、できる限り最善の仕事をしている。ペナルティを科された時は素晴らしい感触じゃないことは知っているが、それも人生だ」

 さらにライコネンは、同じメンバーのスチュワードであればすべてのレースで必ずしも一貫した裁定を下せるとは限らず、他のカテゴリーも同様の問題に直面していると主張した。

「誰もがあらゆることについて自分の意見を持っている。(ペナルティが出れば)誰かは幸せになり、誰かは悲しむことになる。そしてそれは、常にそういうものだ」

「たとえ、常に同じメンバーが判断をしていても、それが変わるとは思えない。一貫性がもっとあれば僕たちは幸せになれるのか?」

「全く同じインシデントなんて起こらない。そしてその結果、最終的な裁定も常に同じになるとは限らない。インシデントにはどこかに違いがあり、それを彼らスチュワードは見ているからだ」

「残念ながら、それもレースの一部だ。僕たちはこれについて常に議論していくだろうけど、例えMotoGPに行ったとしても、そこには同様の議論があるはずだ」

 厳密に規制されない限りは、ドライバーは”グリップのあるランオフエリア”を自由に使うようになっていくだろうと指摘した。

「主な問題は、トラックに非常に多くのランオフエリアがあることだと思う」

「ランオフエリアにかなりのグリップがあるのがわかれば、当然そこに行こうとする。少しでも速く走る方法があるなら、僕たちはそれがどこであってもそこを走り始める」

「昔、サーキットには縁石とグラベルしかなかったので、そこを走るというのは考えられなかった。だけど、毎年アスファルトが増えていっている」

「何カ所かはルールができているが、そうじゃないところもある。至る所にグラベルが敷かれない限り、議論は尽きない」

「ブルーフラッグのように、それは永遠に続く議論のひとつだ」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー キミ ライコネン , マックス フェルスタッペン
チーム フェラーリ , レッドブル
記事タイプ 速報ニュース