フェルスタッペン「イン側を閉めたのはフェアなやり方」
レース終盤、ハミルトンから2位を守るために激しいレース展開を繰り広げたフェルスタッペンは、自分はフェアだと話した。








レッドブルのマックス・フェルスタッペンはレース終盤、ストレートスピードでは自身に勝るメルセデスのルイス・ハミルトンを近寄らせず、2位を獲得した。
残り2周のところで、ハミルトンはシケインでフェルスタッペンのインを狙ったが、フェルスタッペンはイン側のラインを守り切った。一方のハミルトンは、アウトに振り、その後エスケープソーンに飛び出してしまった。
フェルスタッペンは、「イン側を開けるつもりはなかったし、『ここからだ』と自分に言い聞かせた」とSky Sport F1に話した。
「もちろん、彼が動いているのも見えていたし、それが見えたからすぐにイン側を閉めた。僕が(イン側の)ドアを閉めたのを彼が確認するのには十分だったと思う」
またフェルスタッペンは、DRSゾーンで、ハミルトンからポジションを守る際にバッテリーのパワーを使えなかったが、裏ストレートのスプーンから130Rの間では使えたと明かした。
「僕らはストレートで苦労していた。簡単にコンマ3秒は失っていたと思う」と話した。
「ターン14の出口と最後のシケインをうまく走らないといけないとはわかっていたけど、幸運にもなんとかやれた」
「そこではルイスの方が1.5秒速かった。彼は僕に追いついてからすぐにぴったりと僕の後ろを走っていた。ニコのようなペースはなかったから、彼に勝とうとは思わなかった」
レッドブルは、コンストラクターズ選手権でフェラーリと50ポイントの差を築き、フェルスタッペンはドライバーズ選手権でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)と同ポイントで並んだ。
「常に改善してこれたから、今日はこういう結果を狙えた。今はとてもハッピーだ。そしてこれからもフェラーリの前に居続ける必要がある。これが最も重要だ」
「今週末のフェラーリは予選で速かったから、彼らのペナルティにも僕らは少し助けられた。僕たちはレースで最大限のことをやった。彼ら(フェラーリ)も挑戦しただろうけど、できなかったみたいだ。今日は、僕たちはハッピーだ」
この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | 日本GP |
ロケーション | 鈴鹿サーキット |
ドライバー | マックス フェルスタッペン |
チーム | レッドブル・ホンダ |
執筆者 | Charles Bradley |