フェルスタッペン「シャシーは優れている。改善が必要なのはPUだけ」
フェルスタッペンは、レッドブルがメルセデスエンジンを積んでいれば、F1タイトルを獲得することができると考えている。






レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、レッドブルがメルセデスエンジンを積んでいれば、F1タイトルを獲得することができると考えている。
2014年にハイブリッドV6エンジン規制が導入される前の2010~13年の間、当時レッドブルに所属していたセバスチャン・ベッテルはルノーエンジンを搭載して4年連続F1チャンピオンとなった。
フェルスタッペンはレッドブルのシャシー性能が優れているため、エンジンだけが改善する必要があると考えている。
「メルセデスのエンジンを搭載することができれば、僕たちが優勝するはずだ」
ルノーエンジンは徐々に改善をみせているが、フェルスタッペンは2017年シーズンのルノーエンジンは"ホンダを除いた他メーカーよりも馬力が少なかった"と強く主張。特にMGU-Hに弱さがあったという。
「僕たちのエンジンは、メルセデスやフェラーリのエンジンよりも安定していない」
「でもその理由にはいくつかの要因がある。そうでなければ、ずっと前にその問題は解決されていることだろう」
レッドブルはエアロのレギュレーションの変更が行われた2017年シーズンでタイトル争いをすることができると考えていた。
しかし、フェラーリが跳躍を見せたこともあり、結局レッドブルはシーズンを通して3番手に位置していた。
それでもレッドブルは、ダニエル・リカルドが大荒れのアゼルバイジャンで優勝し、シーズン前半でなにかとトラブルに見舞われていたフェルスタッペンもシーズン後半で調子を取り戻し、マレーシアとメキシコで優勝を果たしていている。
レッドブルの2017年シーズン序盤についてフェルスタッペンは次のように語った。
「良いスタートが切れるかと思っていたが、いくつかの理由でうまくいかなかった」
「もしかしたら楽観視しすぎていたのかもしれない。でもチームはその状況に迅速に対応することができた」
「もちろん、シーズンはすでに終わってしまったけど、僕たちは正しい方向に進むことができるという今後の自信を与えてくれた」
この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | マックス フェルスタッペン |
チーム | レッドブル・ホンダ |
執筆者 | Matt Beer |