フォースインディア&ザウバー、F1への訴訟を取り下げへ

フォースインディアとザウバーは、F1の分配金構造についてEU欧州委員会に対し訴状を提出していたが、それを取り下げた。

フォースインディア&ザウバー、F1への訴訟を取り下げへ
Esteban Ocon, Force India VJM10, leads Marcus Ericsson, Sauber C36
Sergio Perez, Sahara Force India F1 VJM10, Pascal Wehrlein, Sauber C36
Marcus Ericsson, Sauber C36, Esteban Ocon, Sahara Force India F1 VJM10
Esteban Ocon, Sahara Force India F1 VJM10. leads Kevin Magnussen, Haas F1 Team VF-17 as Pascal Wehrlein, Sauber C36-Ferrari attacks
Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team RS17, Brendon Hartley, Scuderia Toro Rosso STR12, Carlos Sain
Esteban Ocon, Sahara Force India F1 VJM10, Marcus Ericsson, Sauber C36, out of the pits

 フォースインディアとザウバーは、F1の統治組織とその分配金構造について欧州連合(EU)欧州委員会に対し訴状を提出していたが、それを取り下げることを決めた。

 両チームは2015年9月に欧州委員会に対し、分配金とF1レギュレーションの構造について"不公平かつ不法"であると訴訟を起こした。

 トップチームであるフェラーリやレッドブル、メルセデス、マクラーレン、ウイリアムズは、コンストラクターズチャンピオンシップに沿って均等に配分される賞金に加え、F1から特別な分配金を受け取っている。

 フォースインディアとザウバーからの苦情は2016年4月より欧州委員会内で取り上げられ、これまで欧州委員会競争局のシステムに沿って徐々に進行してきた。

 その間にF1の商業権がCVCからリバティ・メディアへと引き継がれた。新たにF1のオーナーとなったリバティ・メディアは、彼らにとってF1経営初年度となる2017年にF1の構造を公平なものにするという意向を示し、幾度かにわたって話し合いを行っている。

 そして今回、両チームは「2015年に欧州委員会へ提出したF1における反競争的慣習を主題とした苦情を取り下げることを決定した」と共同発表を行った。

 声明は次のように続いている。

「F1の商業権所有者であり、新しい経営陣としてCEOを務めるチェイス・キャリーが行ってきた話し合いによって我々は強く奨励された」

「彼らのアプローチはF1に透明性のある新しい慣習をもたらすとみられる。さらに彼らからは賞金などの分配金システム、コスト管理、エンジン規則などF1にある基本的な問題に対し議論を行うという意欲が感じられた」

「我々はF1の新たな経営陣が全チームとその問題に対処するべく、公正な交渉を行おうとする彼らの姿勢に奨励され、安堵することができた」

「今後は法的な争いを行うのではなく、彼らとの対話を通じてF1に直面する問題を解決していきたいと考えている」

「我々は彼らが示すF1改革を手助けしていきたいと考え、この訴訟を取り下げることを決意した」

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この記事について

シリーズ F1
チーム フォースインディア , ザウバー
執筆者 Scott Mitchell