ブラウン、F1復帰とフェラーリ入りを完全否定

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ブラウン、F1復帰とフェラーリ入りを完全否定
執筆: Franco Nugnes
2016/07/21 3:45

フェラーリはチームの立て直しのためにロス・ブラウンを招聘することを求めたが、ブラウンは「F1に戻りたくない」とこの申し出を拒否したという。

(L to R): Ross Brawn, Mercedes AMG F1 Team Principal with Paddy Lowe, Mercedes AMG F1 Executive Director
Ross Brawn, Mercedes AMG F1 Team Principal in the FIA Press Conference
Sergio Marchionne, Ferrari President and CEO of Fiat Chrysler Automobiles
James Key, Scuderia Toro Rosso Technical Director in the FIA Press Conference

 フェラーリはロス・ブラウンをアドバイザーとしてチームに招聘することを求めており、その説得を続けていた。しかしブラウンは、F1に戻ることを希望していないと明言し、この件は破談となってしまったという。

 フェラーリは今季の序盤戦で思うような戦いができなかったため、インフラの変更を検討。その鍵となる要素がブラウンのチーム復帰で、チームもそれを目指していた。

 フェラーリの首脳陣は、同社社長のセルジオ・マルキオンネとチーム代表のマウリツィオ・アリバベーネの技術顧問として、ブラウンを招聘することを議論し、実際に説得も行われていたとみられる。チームはブラウンに対し、全レースに帯同する必要はないと歩み寄ったものの、ある情報源によるとブラウンはF1に復帰するつもりが全くないことを明言したという。

 この結果は、フェラーリがチームの状況を好転させるために、別の策を模索しなければならなくなったことを意味する。

アリソンの将来

 ブラウンに断られたフェラーリは、厳しい選択を強いられる。特に重要なのは、現在のテクニカルディレクターであるジェームス・アリソンの将来を巡る状況だ。

 アリソンは現在フェラーリと2年契約を結んでいるものの、彼自身はイギリスに住む子供たちとできるだけ共に過ごすことを、強く望んでいると言われる。そのため、彼がチームに長く在籍するとは考えにくい。つまり、フェラーリにとっての重要な課題のひとつは、将来のプログラムを担当する人物の選定・そして確保だと言うことができるだろう。

 現在、2017年に向けたプロジェクトは、チーフデザイナーのシモーネ・レスタが主導している。

 トロロッソのテクニカルディレクターであるジェームス・キーは、フェラーリ入りが噂されるひとりだ。しかし彼は、レッドブルと密接に組んで作業を行っているため、現在のチームにとどまることを望むと考えられる。

 フェラーリはイタリアに住むことを望まないスタッフを招聘するために、イギリスにデザインオフィスを設けることも代替のアイデアとして検討した。しかし、これについてはマルキオンネが完全に拒否した。彼は、すべての機能をマラネロに集めることを望んでいるという。

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シリーズ F1
チーム フェラーリ 発売中
執筆者 Franco Nugnes
記事タイプ 速報ニュース