ブラジルGPの”敗北”で学んだはず……メルセデスがボッタスにかける期待

メルセデスのトト・ウルフは、ボッタスがブラジルGPのスタート直後に犯したミスを、アブダビでは繰り返さないだろうと語った。

 メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、最終戦アブダビGPのポールポジションにつくバルテリ・ボッタスが、スタート直後に”ミス”を繰り返すことはないだろうと語った。

Sebastian Vettel, Ferrari SF70H and Valtteri Bottas, Mercedes-Benz F1 W08  battle for the lead at the start of the race
ブラジルGPスタート直後、ベッテルに逆転されたボッタス

Photo by: Sutton Images

 前戦ブラジルGPをポールポジションからスタートしたボッタスだが、ターン1でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に飛び込まれるスペースを残してしまった。ベッテルはボッタスと軽く接触しながらもオーバーテイクに成功。これが決定的となり、ベッテルがそのまま優勝を飾った。

 シーズンの最終戦となるアブダビGP予選では見事なアタックでコースレコードを更新し、2戦連続のポールポジションを獲得したボッタスは今季3勝目を目指すが、隣のグリッドにはチームメイトで今季チャンピオンのルイス・ハミルトンが並ぶことになる。

「前回のレースでバルテリは自信を取り戻してきている」と、ウルフは語った。

「ブラジルでは本当に素晴らしい予選を見せてくれたし、ここでもそうだ」

「しかし(ブラジルでの)スタートに関しては、間違いなく彼は打ちのめされたように感じただろう」

「やっかいなのは、ミラーでは実際に相手が見えないということだ。だから彼はセバスチャンがどこにいるか把握するのに苦労したし、あまりリスクを背負いこむことは望んでいなかった」

「おそらく、今回のレースは前回とは違う状況になるだろう」

 ウルフは、アブダビでのマシンはボッタスの好みにかなり合っており、それがチームメイトを予選で倒すことに貢献したと明かした。

「バルテリが持つ本来のスピードを疑ったことは決してない。彼は今回、それを示してくれた」

「難しいのはタイヤの状態を読み取り、タイヤを適切に機能させられるように、最適なセットアップを見つけることなのだ」

「これに関してはルイスの方が非常に良く機能させられているが、かなり難しいことなのだ。今回、バルテリはスイート・スポットを見つけることができた」

 チームと契約を延長したボッタスだが、新たな契約期間も1年限り。2019年以降もチームに残るためにボッタスは何をする必要があるかとウルフに問うと、彼は次のように答えた。

「今季の前半に彼がやってみせたことや、ブラジルや今回のような仕事を続けることが重要だと思う。そうすれば、頭を悩ます必要などないだろう」

「我々は、バルテリとルイスと共に働くのが好きだ。それは2人が良い組み合わせだからだ。チーム内は活気に溢れているし、今回のようなポジションにいられるならば、それを変える必要はない」

【関連ニュース】

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ F1
イベント名 第20戦アブダビGP
サーキット ヤス・マリーナ・サーキット
ドライバー バルテリ ボッタス
チーム メルセデス
記事タイプ 速報ニュース