プロスト「サインツJr.は”大きな穴”を埋めて、チームを向上させられる」

アラン・プロストは、サインツJr.ならば”大きな穴”を埋めてチームを向上させていくことができると考えている。

 ルノーF1チームのアドバイザーを務めるアラン・プロストは、新たにチームへ加入したカルロス・サインツJr.ならば、チームを向上させていくための計画に開いた”大きな穴”を埋めることができるだろうと語った。

 サインツJr.はジョリオン・パーマーに代わって、先週末のアメリカGPよりレッドブルからのレンタル移籍という形でルノーへ移籍した。彼は2018年もルノーから出走することが決まっているが、レッドブルとは2020年までの契約を結んでいる。

 そのアメリカGPでは、チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグがマシントラブルでリタイアする一方、サインツJr.は7位に入賞した。プロストは、なぜチームがコンストラクターズ選手権の順位を上げるためにシーズン中盤でドライバー交代を必要としたのかを示す完璧な例になったと話した。

 プロストは「シーズン中盤でドライバーを交代する時は、いつもわずかにリスクを負っている。しかし現実は、まさに我々が望んでいたものだった」と語り、ふたりのドライバーが定期的に入賞することができれば、ランキング5位にもなれると感じているという。

「不運なことにニコには問題があったが、サインツJr.はポイントを獲得できた。何かを築こうとするのなら、それに大きな穴があってはいけないのだ」

「ジョリオンに失礼なことを言うつもりはないが、我々はすべてのことをパーフェクトではなく、それ以上のものにする必要がある。まだやるべきことがたくさんあるということを我々はわかっている」

「マシンの十分な開発は進んでいない。いずれにせよふたりのドライバーには、我々がこれまでやってきたことをやってほしい」

「信頼性の問題が出ないこと、そして可能なら残りの3レースでふたりがポイントを獲れることを願っている」

 トロロッソはルノーとのパワーユニット供給契約を終了させ、その一環としてサインツJr.を獲得しようとした。しかしプロストは、依然としてサインツJr.の長期的な将来はレッドブルの手中にあるままだと認めた。

「この状況で我々がすべてのカギを握っているわけではない。しかし来年の(ドライバー)市場はとても開かれている」

「自分たちが何かを変える必要はないが、すべてが我々の手の中にあるのではないので、少し待ってみなければならない」

「カルロスを獲得できて幸いだ。我々は彼を望んでいたのだ。だが彼との長期契約を結んだわけではないので、気をつけなければならない。我々にとってそれは問題ではない。今は信頼を築く期間だし、タイミングもOKだ」

「我々は彼との強力な関係を築きたいと思っている」

 プロストは、アメリカGPでルノーでの最初のレースを迎えたサインツJr.にアドバイスを行ったという。また彼は、サインツJr.がワークスチームに加わるというプレッシャーに対処する準備ができていると考えている。

「もちろん彼は若いし、いくつかミスもしてきた。しかしそれは重要なことではない」

「このようなワークスチームにいる時に何が重要なのかといえば、少し違うことをするということだ。そしてそれは私が受け取ることのできる唯一のメッセージだ」

「彼はこれまでよりもプレッシャーを受けているし、少し違う行動をしなければならない。だが彼にはその準備ができていると思う」

【関連ニュース】

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ F1
ドライバー カルロス サインツ Jr.
チーム ルノーF1チーム
記事タイプ 速報ニュース