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ベッテル「アリバベーネはフェラーリを導くのに"適した"リーダー」

ベッテルはアリバベーネがフェラーリの"キーパーソン"であり、チームを勝利へ導くのに適した人物であると語った。

ベッテル「アリバベーネはフェラーリを導くのに"適した"リーダー」
Maurizio Arrivabene, Ferrari Team Principal
Maurizio Arrivabene, Ferrari Team Principal signs autographs for the fans
Jock Clear, Ferrari Chief Engineer and Maurizio Arrivabene, Ferrari Team Principal
Sebastian Vettel, Ferrari SF70H
Sebastian Vettel, Ferrari SF70H
Sebastian Vettel, Ferrari SF70H

 2017年シーズン前半は好調だったフェラーリ。一時は年間ランキング首位につけライバルであるメルセデスを圧倒していたが、アジアラウンドに突入した途端、信頼性の問題に悩まされた。さらにアメリカGPでも信頼性の問題とパフォーマンスの低下が見られたため、組織の幹部を再編するという噂がF1パドック内で流れている。

 しかしフェラーリ会長のセルジオ・マルキオンネは、チームがスランプに陥っているとはいえ、チーム代表のマウリツィオ・アリバベーネやテクニカルディレクターのマッティア・ビノットに責任を押し付けるのは"馬鹿げた"行為であると語っている。さらにドライバーのセバスチャン・ベッテルもアリバベーネは次戦メキシコGPに向けて注力していると語った。

 アリバベーネに現在のポジションを継続して欲しいか、ベッテルに訊くと彼は次のように答えた。

「もちろんだ。彼の強みはなんだと思う? 2014年以前とそれ以降のフェラーリの競争力を比べて見れば答えは一目瞭然だ」

「チームの士気が落ち込んでいる。彼は状況を打開し、20年前の栄光を取り戻す責任を負ったキーパーソンだ」

「彼は革新的で創造的な思考の持ち主で、何事に対しても正しくある人間であり、良いリーダーだ。どんな立場であれ、彼を慕う人は多い」

「これまでの功績を見れば、それが実現する日も遠くない。今季はこれまでとは少し違った結果を出すことができると思っていたが、レースではこういったことが起きる。僕たちはまだチームを成長させているし、目的地を目指す旅の途中だ」

「期待は常に高い。僕たちはこれまでの3年間で大きな進歩を遂げてきた。これからもその足を止めるわけにはいかない」

「2016年のシーズン前と2016年シーズン、さらに2017年シーズンで行ってきたことは正しい方向に向かっている。彼はその中の重要な人物だ」

フェラーリの復帰

 ベッテルのタイトルへの望みは薄くなっているが、彼はフェラーリにとって今季は全体的に良い年だったと語り、"誰もこれほど競争力を示すことができるとは思っていなかった"という。

 なお、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が次戦メキシコGPで5位までに入賞すれば、彼の今季タイトル獲得が確定する。

「残念だったのは、僕たちが戦うことすらもできなかったレースが2度あったことだ」とベッテル。

「僕はそのレースを3輪のマシンでも良いから走りたかった。その間に彼らはフェラーリに差をつけ、ただ僕たちは座っていただけだった」

「それは辛いものだった。最終的に大きな差をもたらした。しかし、僕たちは今どのポジションにいる? まだチャンスがあるんだ。最後の3レースで勝利するためにやれることをやれると思う」

「おそらく僕たちは多くの人にその予想が外れていたことを示すことができた。シーズン前、ライバルのメルセデスはレッドブルに注目していたが、フェラーリに対してはほとんどノータッチだった」

「チームは信じられないほどに成長した。誰もがこれほど強くいられるとは予想していなかったので、その分前向きになれた」

Additional reporting by Jonathan Noble

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シリーズ F1
ドライバー セバスチャン ベッテル
チーム フェラーリ
執筆者 Ben Anderson