ベッテル、クラッチパドルを旧式に戻す? 前戦の出遅れが原因か

ベッテルはスペインGP以降はふたつの指穴のあるクラッチパドルを使用してきたが、今週末はそれ以前に使用していたものを使う可能性がある。

 前戦シンガポールGPのスタートで出遅れたフェラーリのセバスチャン・ベッテルは、今週末のマレーシアGPでステアリングホイールのクラッチパドルを変更する可能性があるという。

Ferrari SF70H, back view of Sebastien Vettel's steering wheel, Spanish GP
Ferrari SF70H, back view of Sebastien Vettel's steering wheel, Spanish GP

Photo by: Giorgio Piola

 今年のロシアGPではスタートがうまくいかなかったことを受けて、ベッテルはその次のスペインGPからふたつの指穴のあるクラッチパドルを使用してきた。

 しかし今週末のマレーシアGPでは、彼はスペイン以前に使用していたシングルクラッチパドルを金曜日のフリー走行でも使用した。

 この変更に関してベッテルは、スタートでクラッチを離した際のフィーリングは、以前使用していたパドルの方が良かったからだと語った。

「今年の初めは少し不安定だったが、より一貫性を持てたようだ。でも練習してルーティーンにすれば、やらなければいけないことは何でもうまくやれるようになる」

「フィーリングを良くしたり、僕が必要としている通りにコントロールを改善するために、このデザインに”浮気する”ことができて楽しかったよ」

Ferrari SF70H, back view of Sebastian Vettel's steering wheel
Ferrari SF70H, back view of Sebastian Vettel's steering wheel

Photo by: Giorgio Piola

 クラッチパドルを変更したスペイン以降、ベッテルのスタートは良かったものの、前戦シンガポールGPでのスタートがうまくいかなかったことで、再びクラッチパドルに注目したようだ。

 このスロースタートについては、ライコネンとマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は1速に入れていたが、ベッテルはホイールスピンを最小限に抑えるために2速に入れたと説明した。

 マレーシアGPの木曜日には、ベッテルはコクピットに座ってメカニックらとステアリングホイールの改善に取り組んでいた。

 左手にレーシンググローブをはめていたベッテルは、ライコネンのステアリングホイールやシングルクラッチパドルを見ながら繰り返し練習を重ね、まるでスタートの手順を確認しているかのようだった。

 また彼は何度かグローブを交換し、指のフィーリングを改善するためにグローブの様々な縫い目のデザインを評価していた。

 レースではこの旧タイプのものを使用するのか、それともスペインGP以降で使用してきたものを使用するのか、フリー走行で十分に考えることができるだろう。

 土曜日にはベッテルの計画も固められることになる。なおパルクフェルメの規則により、予選から決勝の間にパドルを変更することはできず、予選で使用したものを決勝でも使わなければならない。

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 マレーシアGP
サーキット セパン・インターナショナル・サーキット
ドライバー セバスチャン ベッテル
チーム フェラーリ
記事タイプ 速報ニュース